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Yayoi 10【かたみ】

部屋の掃除②の日だった。

私としては全く要らないが、捨てるのはどうかと思うと言われるであろうものを捨てようとして親に制止されたり、数年ぶりに机の引き出しを整理たりした。

お陰で部屋が「完成」した。気持ちが良いが居心地は悪い。まだ全く慣れない。この部屋に慣れていくのにどれぐらいかかるだろうか。

Twitter上では受かったとか落ちたとかそういうのが沢山流れてきた。私は数日前にもう既に受からなかったことが確定しているし、特に大々的にどうのこうのすることも無く、なし崩しで1巡目の受験を終えたのだのだが、知り合いのそういうのにどうするべきか分からない。

ノータッチという結論に至った訳だけれども、これも要は現実逃避の1つにすぎず、問題の先送りでしかないのは確かだ。

そんなに心的距離が近くない、大学に受かった同級生とは、もうほぼ縁が切れるのだろうなと思うと「そうか......」という気持ちになる。

近い友人達は社会上のステータスとか関係無しに関わりに行っても特に何も思わないが、遠い同じ学校の人々とはもう“段”が出来た事に勝手に引け目を感じる事になるだろう。

関係無いと開き直る性格でありたいものだが、色々な要因による矯正により私も立派に引け目を感じるようになってしまった。社会に馴染めて良かったね。

先日仲間内の通話内で試しにやったらちゃんと楽しかったので、配信を取りました。

「リポグラムって知ってる?」(©︎夕方多夕)みたいな事を言えたのでその時点でもう満足かもしれない。

失言半減質疑応答を食べやすいサイズの遊びに出来たらと思ったが、別にそんなでもないのはもうこのゲームの元々の強度が高過ぎるせいだ。

本当は、お題の文章も裏の文字だけ使ってるとかでやりたかったが、そこまでいくと完全に失言半減質疑応答になってしまうのと、お題が受け入れられる文章が狭くなってしまうので辞めた。今度やる時はもしかしたらその辺もガチガチに組む可能性はある。

インタレスティングとファニーのどっちもの面白が出来ると言われて、確かにと思った。とりあえず長かったら基本盛り上がる。出来ることがだいぶ狭くなっているおかげで、どうすれば良いか迷子になる事は少ない(はず、ある程度得意であるが故の慢心かもしれない)。

復帰1個目の企画としてはかなりちょうど良い温度感のものになったのではないか。そしてウラニハで企画したやつの中で1番私の趣味が出た気がする。

皆が合格発表に浮かれたり沈んだりしている日に私は家の掃除をし、趣味趣向全開の遊びで遊んだ。蚊帳の外というかマイペースというか。これをなんと形容するべきか。

(おわり)

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