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視覚障がい者として“人に頼る”小さな勇気!

どうも、最高亭(さいこうてい)です!

今回は、「視覚障碍者として“人に頼る”小さな勇気」と題して、noteを書いていきます♪
僕自身、視覚障がい者の1人として、日常的に色々と不便なことがあります。

  • 「電車の切符が買えるか不安で乗れない」

  • 「セルフレジの操作が分からないから、買い物が怖い」

  • 「何がどこにあるか分からないから、バイキング形式の食事は苦手」

とか、日常生活で視覚障がいが原因となって、昔は何の気なしにできてた行動に制限をかけてしまいがちでした。

ですが、今は昔ほど不安とか恐怖みたいなものは減ってるんですよ(^^♪

それは、《ちゃんと人に頼っているから》ですね。

今回は、そんなテーマを基に、視覚障がいがあるから不安で行動できないって悩んでいる方向けに、色々と書いてみようと思います!

人に声かけるの怖いっすよね…


さて、さっそく本題に入りますが、人を頼るってことは人に話かけないといけない訳ですけど、人に声かけるのって怖いっすよね(笑)

僕自身、過去にはかなりメンタルブロックがあって、知らない誰かに声をかけるのはかなり恐怖心というか、不安がありました。

例えば、自分が外出中に眼の不自由さで困ってて、誰かに助けてもらいたいと思ったとしても、

  • 「変な人だったらどうしよう」

  • 「嫌がられないかな」

  • 「上手く話せるかな」

とか、こんな感情が出てきて、中々1歩が踏み出せない。

そんな経験は、障がいを持ってる方だとありますよね。
だから、結局は声を掛けられずに、何とか自分で解決するか、やりたかった事を諦めて家に帰る訳ですね…。

僕もそんな感情が強いときは、チャレンジ精神みたいなものはかなり減っていました。

「どうせ今の眼だとできないから、家に居よう」みたいな。
それって、すごく悲しい事ですよね。

そんな中、それでも勇気を出して声をかけ、助けを求めた時に快く手を差し伸べてくれた方々がいて、すごい嬉しい気持ちになった経験があるんですよ。

それをきっかけに、人に声をかける恐怖心、不安感はだいぶ減りました。

日常で僕が体験した人に頼った話!

エピソード:優しい電車の車掌さん


例えばですが、僕は田舎の方に住んでいるので、電車に乗って降りる際、お金を直接車掌さんに手渡しして、運賃を払う場面があるんですよ。

でも、僕は10円と100円、500円玉あたりの区別が苦手なんですよ。
100円玉2枚と10円玉2枚で220円を渡したつもりだったけど、実は100円玉1枚と10円玉3枚で、130円を渡してしまい、「あっ、すみません汗汗」ってなった経験は山ほどあります(笑)

その結果、他の人も降りるのが遅くなり、電車に乗っていた多くの人に迷惑をかけてしまったりと、悪循環になる訳ですよ。

でもある日、勇気を出して車掌さんに声をかけました。

「すみません。僕ちょっと眼が不自由で、220円(財布から)取ってもらえますか?」

すると車掌さんは、「あっ、分かりました」っていって、220円取ってくれました。
そのうえで、車掌さんが自身の手のひらに硬化を並べて、「100円玉2枚と10円玉2枚で、220円ですね。いただきました、ありがとうございます」

って言ってくれました。

めちゃめちゃ嬉しかったし、周りにも時間をかけずに降りることができたし、僕としても焦らずに済んだし、本当に声をかけて良かったって思いました。

エピソード:まだまだたくさん優しい話


他にも似たような話を簡単にまとめると、

●「フードコートで水の入れ方が分からず、前に居たお姉さんに声をかけて入れてもらえた」

●「薄暗い店内で、空いてる席が分からなかったので、店員さんに手を引っ張っていただき案内してもらった」

●「スーパーで手に取った食品の値段が分からず、隣の人に聞いて教えてもらった」

ざっくり思い出しても、これくらいは経験してます。
で、どの人ももれなく“丁寧で笑顔で優しく”補助してもらえたんですよ。

もちろん、全ての人が優しいとは限りません。
ただ、もしかしたら僕らが思っているよりも、周りにいる人は優しく助けてくれるのかもしれません。

フードコートで水を入れてくれたお姉さんに至っては、「1つでいいですか?席までもっていきましょうか?」っていう事まで言ったいただけました。

改めて。

人に頼る、人に声をかけて助けてもらう事に対して、僕らは不安や恐怖、罪悪感や申し訳なさを感じていると思います。

ですが、1歩勇気を出して声をかけてみると、思っているより優しく、快く助けてくれる人が多くいるのかもしれないです。

だからこそ、勇気を持って声をかけて助けてもらう。
スムーズに解決できることで、それが逆に周りの人にとっても、プラスになるかもしれないですね(レジで詰まっているとそれだけ次の人に迷惑がかかってしまうみたいに。)

少なくとも、今僕はそういうメンタルと言うか考え方で、日々を生活しています♪

少し人を頼る勇気を持つと、
随分と気楽に行動できる


そんなこんなで、人に頼ることへのメンタルブロックが薄くなった僕ですが、そうするとかなり行動しやすくなりました。

電車に乗るのが怖かったけど、車掌さんが優しく対応してくれるから、積極的に乗って遠出してみようとか。
レジ怖かったけど、店員さんや周りの方が優しく教えてくれるから、積極的に欲しいものを買いに行こうとか。

そんな感じで、かなりフットワークが軽くなっている印象があります。
もちろん、頼り過ぎるのは相手に迷惑になるかもしれません。

なので、

  • 「出来る所は120%努力して自分でやる」

  • 「そのうえで、周りに助けてもらうっていう選択肢を持っておく」

これが、僕なりの視覚障がい者としての生き方です。
この生き方が合っているのかどうかなんて分かりませんが、少なくとも僕はかなり生きやすくなりました🎸

自分の可能性、自分の興味、自分の好きな子とを障がい者だから諦めよう。
こんな風に思っているのであれば、無責任なのは承知ですが、【人に頼りながら実現する道】を模索してみても良いのかなと、僕は思います。

では、今回はここまでです。
次のnoteでお会いましょう♪

ばいばい~🎸

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