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ミルフォードサウンドの日帰りツアーに参加してきました

こんにちは。さいきょうのふたりの妻、なみです。いまはニュージーランドに住んでいます。

クイーンズタウンに2泊3日で行ってきました!

今回の旅行の目的のひとつは世界遺産「ミルフォードサウンド」に行くこと。今回は私たちが参加した、ミルフォードサウンドの日帰りツアーについてまとめていきたいと思います。


私たちが参加したツアー

私たちが参加したツアーの催行会社はRealNZ、発着地はクイーンズタウンです。クイーンズタウンからミルフォードサウンドは片道4時間、往復8時間の長旅になります。テ・アナウという、もっとミルフォードサウンドに近い街からのツアーもあったのですが、クイーンズタウン観光もしたかったので、このツアーを選びました。ちなみに他にも様々なツアー会社がミルフォードサウンドのツアーを実施しています。


ツアーの予約方法

予約は公式サイトから行いました。

まず発着地や参加日を選びます。すると、時刻やクルーズ船が異なる複数の選択肢が出てきます。船によって見た目や構造、食事の提供方法などが異なるので、そちらも考慮しながらどの時間にするかを選びます。その後、チケットの枚数やピックアップ場所(後述)などを選択し、購入に進みます。

なお、船ごとの違いについては、以下のページに詳細が書かれています。

予約画面の一部。赤枠が船の名前です


送迎について

私たちが今回参加したツアーは「行き」のみピックアップがついていました。なのでチケット購入時に、宿泊する予定のホテルを伝える必要があります。

私たちが宿泊予定だったのは「La Quinta by Wyndham Queenstown」というホテル。このホテルは中心地ではなく、フランクトンエリア(クイーンズタウン空港の近く)にあったので、ピックアップの対象となるのか不安でしたが、しっかりホテル一覧に名前がありました。

ちなみに、おそらくフランクトンエリアのホテルだったからだと思いますが、ピックアップはバスではなく、タクシーでした。タクシーでまずフランクトンのバスターミナルまで送ってもらい、そこでRealNZのバスに乗る、という流れです。

チケット購入完了メールにタクシーの到着時刻が書かれており、その時間にタクシーが来てくださいました。ドアをあけると、私たちの名前をしっかり確認してくれます。そうして到着したフランクトンのバスターミナルには同じようにバスを待つ人がたくさんいました。

ちなみに「帰り」のドロップオフはついていません。ですが、バスはフランクトンのバスターミナルや、いくつかのホテル、また、街の中心地などで定期的に停まってくれるので、好きなところで降りることができました。私たちは中心地で降りたのち、夕飯とデザートを堪能してから、路線バスでホテルに帰りました。

朝のフランクトンのバスターミナル


ランチについて

私たちのツアーは有料でランチボックスをつけることができました。ただ、安くはなかったので、私たちは前日にFergbakerでパンを、その他スナックなどをスーパーで買い、持参しました。

なお、Marinerの船内ではサンドイッチなどを購入することもできそうでした。一方、途中立ち寄るテ・アナウという街でもすこし時間はありますが、お昼ご飯を探すとなると、すこし焦ってしまいそうな印象です。

ちなみに船内を見回してみると、多くの方がランチボックスを注文していました。常温で持ち運べるもの……何を買おうかな……と結構悩んだので、ランチボックスを買うというのもありだったかもな〜と思いました。


Fergbakerのチーズスコーンなどを買っていきました


スケジュール

7時ごろ:出発

フランクトンのバスターミナルを出発。空はほんのり明るくなり始める時間帯、車内はまだ暗いままです。運転手兼ガイドさんがクイーンズタウンなどについて案内してくれながら、バスはミルフォードサウンドに向かっていきます。バスの天井がガラス張りなので、通常のバス以上に景色を楽しむことができました。

車内から見た朝焼けが綺麗でした……!


9時半ごろ:テ・アナウに到着

ここで確か30分くらい休憩があったように思います。パイを食べたり、カフェに行ったり、トイレに行ったり、各自自由に過ごします。

なお、見た目が同じRealNZのバスが複数運行していますので、乗り降りする際にはご注意ください。この日はバスを間違えないように、ガイドさんがぬいぐるみをフロントに置いてくれていました。

テ・アナウ湖を見ながらパイを食べました


ここから、ミルフォードサウンドまではまだ時間がかかりますが、何度も撮影スポットで停車してくれるおかげで、時間はあっという間に過ぎていきました。


10時半ごろ〜12時ごろ:さまざまな撮影スポットで停車

10時半ごろ、最初の撮影スポット、エリントン谷(Eglinton Valley)に到着。黄金色の草原と山々が綺麗でした!

エリントン谷(Eglinton Valley)


10時45分ごろ、続いての撮影スポット、ミラーレイク(Mirror Lakes)に到着。遊歩道の出口で待ってるね〜という散策形式でした。湖が鏡のように反射する、という意味だと思うのですが、この日はあいにくの空模様でした。

ミラーレイク(Mirror Lakes)


11時35分ごろ、次の撮影スポット、Falls Creek Falls(?)という滝に到着。滝壺が綺麗な水色でした!

Falls Creek Falls(?)


12時ごろ、最後の撮影スポット、1855 lookout(?)に到着。ここは本当に圧倒されました……!360度どこを見ても、見慣れない景色、映画の中にいるような雰囲気でした。この場所は、ミルフォードサウンドと同じくらい、強く印象に残っています。

1855 lookout(?)


13時〜15時:ミルフォードサウンドクルーズ

12時40分ごろ、船のターミナルに到着。そして13時ごろ、スタッフさんにチケット(ツアー開始時にもらえるレシートのような紙)を見せ、いよいよ船に乗り込みました。私たちのが乗った船・Marinerの座席は多く、急げ急げと席を取りに行かなくても大丈夫でした。

真ん中がMarinerです


まずはランチを食べたり、外に出てみたりしながら過ごしました。ところどころ、クルーズ船のガイドさんが案内してくれます。どこか一か所が混雑することもなく、乗り心地も穏やかでした。

ただ、この日はタスマン海が見えてきたころ、船の揺れが激しくなっていきました。あとから考えると船だから揺れることはあるよな〜という感じなのですが、なぜかまったく予想していなかったので、船酔いしやすい方などはご注意ください。私たちは酔うことはなかったのですが、「酔う可能性がある」という事実自体にすこし落ち込みながら、しばしぼーっとしていました。


しばらくすると、揺れが落ち着き、天気も回復し始めました。「ミルフォードサウンドは1年の2/3が雨」「雨だと滝がたくさん見れるから、それもまたよし」という情報は目にしていましたが、やっぱり晴れは嬉しいものです。

航路はターミナルからタスマン海まで行き、そして帰ってくる、というものだったのですが、帰りはイベント的なものがありました。ひとつはオットセイ(?)の観察、もうひとつは船が滝に近づく、というものです。どれだけ見ても美しいフィヨルドですが、だいぶ見慣れてはきていたので、こういったアクティビティは楽しかったです!

ターミナルにつくと、運転手兼ガイドさんが待っていて、バスがどこに停まっているかを教えてくれました。


15時ごろ:ミルフォードサウンドを出発、クイーンズタウンへ

クルーズが終わり、あっという間に帰り道です。ここからは1、2回トイレ休憩をはさみながら、バスはクイーンズタウンに向かって行きます。


20時ごろ:クイーンズタウンに到着

街の中心地でバスを降り、ツアーは終了となりました。

デザートに食べた「Patagonia Chocolates」のジェラート


まとめ

今回は私たちが参加したRealNZのミルフォードサウンドの日帰りツアーについてまとめてみました。ニュージーランドに来るならば絶対にいきたいと思っていたミルフォードサウンド。晴れなかった悔しさはありつつ、しかしずっと見たかった景色が見られて嬉しかったです!

ミルフォードサウンドのツアーに参加される方、参加を検討されている方の参考になれば幸いです!


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