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ニュージーランドで夫婦ふたりの家探し #2 (内見編)

こんにちは。さいきょうのふたりの妻、なみです。いまはニュージーランドの首都、ウェリントンにいます。

数記事にわたってニュージーランドでの家探しについてまとめています。今回は内見編です。

前回の「内見予約編」はこちら↓




内見希望メールを5通送った結果、3通お返事をいただきました!1軒ずつ、メールでのやり取りや内見の様子について書いていきます。

1軒目 : お返事は一番早かったけど……

最初にお返事をいただいた物件は、当時住んでいたエアビーの近くの一軒家でした。希望条件と異なる部分も多かったものの、歩いて内見に行けそうだぞと気持ちを高めていたのですが、メールのやりとりをしている中でお返事が来なくなってしまいました。

「メールが途切れてしまうことがある」ということを学べた1軒目でした。


2軒目 : すごいスピードで物事が進む

朝8時ごろに起きたら「今日朝10時から内見できるけど来る?」と連絡が来ていたのが2軒目の物件です。「いきなり?!」と焦りましたが、当時住んでいたエアビーから比較的近く、ぎりぎり間に合いそうだったので行くことにしました。準備がまったくできていなかったので、質問事項をまとめながらバスに乗って物件に向かいました。

家に着くと、その家の大家さんが出迎えてくれました。そのお家は大きい一軒家の1階部分で、2・3階には大家さんが住んでいるとのこと。しかしその1階ですべてが完結するようになっていて、玄関も独立しています。想定していなかった環境でしたが、上に大家さんが住んでいる安心感は当時住んでいたエアビーで感じていました。

間取りはワンルームタイプでふたりにはすこし狭いものの、綺麗で家具家電付き、Wifiも速く、電気・水道・Wifi・清掃(!)も家賃に含まれているとのこと。何より大家さんがとても優しく、最寄りのスーパーやバス停についても丁寧に説明してくださいました。一点、住み始める日が内見した日の5週間後という点については、すこし先すぎるという点から要相談といった様子でした。

しかしながら全体的に印象がとっても良く、まだ内見1軒目にもかかわらず、二人とも「ここがいいのでは……?」という気持ちになっていました。

「本当は他の物件も見てから決めたい」
「でもいいお家はすぐに借り手が見つかっちゃうらしい」(この日も私たちの前に内見していた人がいたようでした)
「TradeMeからいくつか物件をピックアップしたものの、希望条件にぴったり合っている物件は実はないよね(今日の物件の対抗馬となるもの自体がないのでは)」
「今日の物件もここまでいいとは思っていなかったし、他の物件でも同じような現象が起きるかもしれないぞ」

などの話し合いを行い、最終的に「このお家に住みたいと大家さんに伝えよう!」という結論に至りました。契約に至るまでにまだ関門がきっとあるはずだし油断は禁物、まずは話を進めていこう、住めたらラッキーという気持ちでした。

結果、いまはこの家に住んでいます。契約に至るまでの話は次の記事でまとめていきたいと思います。


3軒目 : みんなで一斉に内見するスタイルを経験

2軒目と同時期に、もう1軒からもお返事が来ていました。前者は大家さんが個人で借り手を探していましたが、今回の物件は不動産業者が関わっている物件で、マンションの一室でした。お返事のメールには「内見の日程は以下の通りだから、来る場合は名前などをこのフォームに入力してね」といった文言とともに内見希望フォームが添付されていました。

しかしその内見の日程は2〜3週間後、その頃にはもう家を決めていたいな〜という時期でしたが、とりあえず申し込みました。実際この物件の内見当日には2軒目の物件の契約が進んでいたのですが、その契約自体もいつ何があるかわからないし、そもそも他の内見ってどんな感じなのかも知りたいし、ということでそのまま参加することにしました。

内見の予定時間が近づくにつれて、マンションの入り口には内見希望者が集まってきます。事前に「みんなで一斉に内見をすることも多い」と聞いたことがあったので、「これがあの内見スタイル……!」という気持ちになりました。この1室をめぐってこんな大勢のライバルが……と心が折れそうになります。

時間になると、不動産業者の方が点呼(?)をとり、人数の関係から2グループに分けて部屋に案内してくれました。部屋には大家さんらしき方がいて、部屋の説明をしてくれます。一通り説明が終わった後は部屋を見回したり質問したりして、自由に退出可能でした。


まとめ

今回は内見希望メールに対するお返事や内見の様子についてまとめてみました。前回の内見予約編と重なる部分がありますが、やはり「スピード感にひるまず、その勢いに乗る」というのが今回の家探しのポイントだったように思います。

次回は契約編、おそらく最後になるかと思います!これから渡航する・家探しをする方々の参考になれば幸いです。


stand.fmではニュージーランドや海外での生活、その他様々な雑談を配信しています。契約書などについて話している回はこちら↓


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