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保護ねこを迎えるのを、辞めたこと。

生粋のねこタイプ、ネコポケモン、猫派である。
1匹猫を飼っていました。

しかし、事故で死なせてしまった。
預け先で、脱走の事故だったことで、反省や後悔が多く
しばらくは何も飼っていなかったけれども。

数年たってから、やはり猫がいない暮らしは人生は虚しい。
と猫熱がふくらみはじめ、機会があれば飼えるように。と、引っ越し先は猫が飼えること前提で、検索結果が100件→1件になろうとも、条件は必須で探しました。

移動先では本腰を入れ、保護猫をむかえる気で保護団体から探すものの、
「ひとり暮らし」「自営業」「未婚者」..など
愛護団体に申し込んでは、うまくいかない日々。

保護団体も個性がそれぞれで、トライアル(お試し期間)が決まった!と思って柵やトイレまで用意をしたのに、急なキャンセルをされたり。
優先される条件の家族・夫婦さんなどに渡ったりと、理解しているつもりでも、がんばっても報われないことに疲れてしまい、精神的にも体力的にもしんどく、もうやめよう。と、
諦めてしまいました。

基本的にはペットショップには反対で、フランスのように無くす方向で賛成です。
しかし、日本の動物愛護・保護団体の厳しい譲歩システムは、理解していたつもりで挑んだことでも、叶わない絶望と勢いで、「団体が厳しく、条件が合わずペットが飼えない」→「ペットショップで購入」→「捨てる」など、
よくある悪循環も、これは理解できるかも。
と、実感してしまう出来事でした。

捨てられていたときのneco

諦めてしばらくたった、ある夏の日に、
友人から捨て猫情報がありました。
2匹の黒猫が引き取り先を探している、と。
「育てるぜ。」と、2秒で返事をしたわたしは
次の週には、近所の猫を保護してくださっていた生麩屋さんから、猫2匹と、お礼の大量の生麩をゲットして帰路に着いたのだった。

引き取ったときのneco

あの苦労した日々は、一体なんだったのか?????
と思うほど、あっさり迎えいれた子猫x2との生活がはじまる。

必死で子猫をミルクから育てる、、
命を保護するって、
こういうことだよね…?と気づきました。
「命を引き取ってくれて、本当にありがとう」
これがコミュニケーションとして、自然の流れで、
人としての扱いだよね…。

過去に、機械的にシャットダウンされるなど、非道な人間扱いをされたこの身に、一瞬保護団体の人間たちに恨みごとさえ感じてしまったが。
(向こうの事情はあると思うけども)

家に来て3日目くらいのneco

私以外にもこういった経験、嫌な想いをされた方や、もうこりごり。という方を耳にしました。
それでも誠実に、準備をして、迎えるきもちでいれば、
ペットショップに急がずとも、大丈夫。
必ずnecoはやってきます。
(これを、友人曰く『猫神さまの思し召し。』というらしい)
ただ縁がなくて、できるタイミングで、縁ができたということ。

さいきんのneco|元気に育っています

何度も、あたたかい言葉と共に、生麩や、猫グッツまで頻繁におくってくださる生麩屋さん。信じて知らせてくれた友人、necoをかわいがってくれるみなさま。
朝起こしてくれるnecoたち。
こんなしあわせな日々をくれて、こちらがありがとう。

#猫のいるしあわせ

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