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33歳になってひとり暮らしをはじめた話

はじめてのひとり暮らしを、3日後に34歳になる年にはじめました。
と言っても、いままで実家でスネをかじっていた。というわけではなく...

19才で生まれ育った愛知県の片田舎を出てフランスで寮生活。と、思ったら出会ったフィアンセや友人と一緒にパリに住み、日本にもどり東京でフランス人パートナーと暮らし、お別れをしてからは、都内シェアハウスで友人と住みはじめたり。その後アメリカにいたり、また日本に戻って、大阪でもシェア。。なにかとやりいたいことベースで移動し、すべての土地に集団で暮らすことが当たり前になっている人生。

そう、これが10年以上...。

ここまでくると、ひとりで暮らすことなど想像できず、むしろ『ひとりで暮らしなんて、経済的にも非効率で非合理・・・。なぜ、世の中は当たり前としているんだろう。』と、じぶんに無いスタイルだと認識していました。

いま、京都に住んで2年ですが、京都内の引越しは3度目。
町屋にすてきなルームメイトたちとしあわせに住んでいましたが、あと2年は京都にいるかも(2年以上同じ土地にいるのが珍しい)。と思い、するなら今だ!!!!と一人暮らしを決意。

目標は、猫飼う。とか、もっと自分にフォーカスししたい。健康になる。など、たくさんあるのですが、やはり別の生き物の気配が無い空間で、自分が生きているのが違和感で、たまに無機質で虚無なかんじ。

引越し前に、おともだちからでんわがありました。
「旦那と一緒に暮らすことになったので、不安...。」という。彼女は一人で暮らし暦が長く、結婚してからも別居婚で、ついに一緒に暮らす、ということで。
わたしは真逆で、10年以上誰かと暮らしていたのに、これからひとりで不安すぎる、という次第。

しかし、「よくこんな大人なるまで、一度もひとりで暮らさなかったなぁ。」とか、鍋を買ってきたものの、箸やオタマがないことに気づき、「現代人は、こんなにもモノを揃えないと生きていけないものなんだな..」とか、「マンション住まいは、これが最初で、最後かも。」など、自分に向き合うじかんが増え、毎日学ぶことがあって。

誰かにとっては、これはただの『一人暮らし』だけど。
日々、これがダメで、あれはハッピー。のような、これから先の暮らし方に、選択肢をプラスして、ひとつひとつ広げていけたら良いな…!

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