【2021DJVJアドベントカレンダー】今作ってるVJソフトの紹介

この記事は【DJ&VJ Advent Calendar 2021】に寄稿してます。


自己紹介

Sainaと言います。VRChat、配信、リアルでDJ,VJをやってます。

今年の7月にSSS VJ Tool(以下SSS)というVJソフトをリリースしました。
SSSは自分がVJを始めるために、VRC,配信DJが一人で簡単な自動VJをつけるために、またVJに興味を持った人が始めやすくするために作りました(シンプルな機能、低価格)。

SSSでVJデビューをしてから、少ししてVDMXを購入しました。WindowsではSSS、MacではVDMXを使ってその時(VRChatワールドのギミック等)に合ったソフトを使ってました。

Windowsに統一したい!!!

今までほとんどWindowsしか使っておらず、Macは大学用に購入した物なので全然慣れてなく、Windows使いたい病が発症してしまいました。
resolumeを買おうかなと思ったのですが、VDMXのカスタマイズ性やプログラマブル(?)な感じがとても楽しくて、「カスタマイズ性のあるVJソフトが欲しいな~」ということで自分でまた新たに作ることにしました。自分でVJソフトを作ると欲しい機能が実装されてるライフハック。
(resolumeは体験版をちょっと触っただけなので、正しい評価は出来てないと思います。)

紹介

少しずつ見せたい部分が出来つつあるので、紹介します。
UIがまだ仮だったりはしますが...

レイヤー

画像1

画像2

基本的なレイヤーです。
それぞれがウィンドウのようなUIになっていて、自由なレイアウトが出来ます。理論上レイヤーは無限に作れます。

読み込める動画ファイルは、mp4,mov,mov(hap),webm
読み込める画像ファイルは、png

Spoutの入力も出来ます。(SSSからのSpoutを受け取って、エフェクトをかけています。)

画像3

画像4

加算、乗算等
合成モードはいくつか用意してます。

拡大率、位置、回転等も出来ます。

画像を作ったマスク、数値でクリッピング等も出来ます。

グループレイヤー

複数のレイヤーを一つにまとめる機能です。
ロゴモーションを作ったり、グループ毎に別のエフェクトをかけたり出来ます。

レイヤーと同じように、合成モードの選択、拡大率、位置、回転、マスク、クリッピングが出来ます。(レイヤーで出来ることは大体できます。)

ノードエディター

ノードベースでエフェクトや、なんやかんやが出来る

俺の考えた最強のVJソフト機能です!!
(Resolume Wireがあるのあとで気づきました...)

BPMに合わせてエフェクトやレイヤーの切り替えができる、ステップシーケンサーノード

アニメーションを組める、LFOノード(まだ微妙に出来上がってないですが)

Unity使ってる人にしか便利さが伝わらない気がしますが...
エフェクト用シェーダーを読み込んだ時に、自動でノードを生成できます。
またプロパティを触ることが出来るので、エフェクトの内容をより細かくアニメーションすることが出来ます。

その他

素材ファイルの管理は、複数表示することが出来ます。
自分に合ったレイアウト、スタイルでVJが出来ます。

終わり

VJをするのに必要な機能が大体そろったら、テスト版の公開や、配布、販売等行う予定ですので、ぜひその時に使用して頂けたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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