間違った災害対策!?これをやったら100%困るミスチョイスとは・・・!?
◇はじめに
今後、災害が起きるとして、いろいろと準備をした方がよい!という動画や情報が出回っていると思います。
その中でも今回お話したいものが、間違った防災対策の事でして、
多くの情報発信者が、サバイバル経験が無いがゆえに、
被災状況では、役に立たないグッズを勧めていたりすることがあります。
これらは昔からある事でして、そういった使える使えないをこちらで精査する事が必要になるわけですね。
それらを今からお話しますので、いろいろと比較して準備してみてください。
◇防災対策でアウトな商品
まず、一番最初に挙げられるのが、この防災グッズと呼ばれる商品だと思います。
今までの平和な日本では、これ一つあれば大丈夫と考えても良かったのですが(すぐ家に帰れるし)、今後の大災害を考えると、まったく役に立たない事が良くわかります。
福島の大震災や、阪神淡路大震災の時でも起きたことだったのですが、
この防災グッズを持って逃げた人が、まったく役に立たなくて捨てて来たという話はかなりあるらしく、
災害時に防災グッズを持つ事の危険性を、示してくれたと言います。
(これいかに?という感じですが)
それもそのはずでして、これは販売目的の商品であり、そもそも人が助かるように検証したりしていないものなのです。
お金を持って安全な生活をしている人達が、何となく必要じゃないの?と入れた商品に値段を付けたものであり、
人が助かる事よりも、自分の利益を目的とした商品なので使えないわけです。
つまり1から自分で考えてそろえた方が、被災地では使える可能性が高いわけですね。
こういった、これさえあれば大丈夫!という防災グッズは手を出さない方が良いでしょう。
それから次にアウトな商品がこれ。
懐中電灯になります。
これの何がいけないかというと、現代では、これよりも明るくて小さいライトがたくさん売っており、それを選ぶことによる利点が大きい事が挙げられます。
昔はLEDライトというのはショボくて、明るくなかったのですが、
現代のライトはこんなにも明るく改良されており、
かつズボンのポケットに入るくらい小さいので、持ち運びが楽になっているわけです。
これであれば、消費電力も少ない上に、数本の電池をライトと一緒にバッグのポケットに入れて置けるので良いと思います。
次にアウトな商品はこれです。
十徳ナイフ。
昔のアウトドアといえば、十徳ナイフは必須で、
こういったもので楽しむのも良かったのですが、
最近では、当たり前にサバイバル用のナイフがアマゾンで買える時代になっています。
これ一つあれば、野菜を切ったり、木を削ったりするのには十分なので、
十徳ナイフはやめた方がよいですね。
特にドン・キホーテなどでは、このような包丁とまな板がセットになっているアウトドア商品も売っているので、これなど持ち運びやすくてオススメです。
基本的に食料は現地調達をすることが良く、
野菜や米が手に入ったとしても調理出来ないのでは、
ストレスで苦しい思いをするわけです。
そういったこともあり、調理(刻める)するものは持っておいた方が良いと思います。
そして次にアウトな商品がこれ。
100円ライターですね。
被災状況では、ガスも電気も来ていないため、紙や木々を燃やして調理する事になります。
また暖を取る時にも火をつけるものは必要なのですが、
この100円ライターを持って避難するとどうなるかというと、
水(雨)にぬれると付かなくなります。
これは自宅で水につけて実験してもらうと分かるのですが、
ライターの火打石は水にとても弱く、濡れると付かない事が多いのです。
なので、このようにアウトドア用の「トーチ」と呼ばれるものを持つ事をオススメします。
このタイプのものはカセットガスで燃料を注入できるので、半永久的に使えるのでオススメですね。
ただ、火だねは3種類以上持つ事が基本でして、
「濡れても平気なマッチ」「ライター」「トーチ」「ファイヤースターター」などは合わせて持っておいた方が良いと言われています。
ファイヤースターターは特に最後の手段として持っておいた方が良く、
1000度以上の火花が出る火打ち石なので、
これを枯草やティッシュなどに着けると燃えますので、持っておくといざと言う時に助かると思います。
そして、次に災害時ではNGな商品は、
カップラーメンですね。
よく、インスタントラーメンやカップラーメンを防災用に準備する方がいますが、
そもそも水が手に入らなかったり、お湯を沸かせない状況でこれを食べる事が難しいと考えられるし、
もし食べられたとしても、塩気が強すぎるので、飲み物をたくさん持っていないと苦しいわけです。
しかもこのカップラーメンの添加物が、メンタルを相当落とすように出来ており、被災時でのパニックが起きた状況だと、焦りや不安をとても感じやすくなるのだと言いますね。
という事もあり、少ない水で食事がとれる「アルファ米」を使った商品がオススメです。
このアルファ米とは、一度炊いて乾燥させたお米で作った商品でして、
お湯が用意出来なかった場合でも、水を入れてもお米になるという利点があり、
あとは喉が渇かないような配慮をされているので、
アルファ米のパックを人数分×3日ほど用意しておくと良いと思います。
カップラーメンに比べて、バッグのスペースを取る事もないし、
最近ではいろいろな味が出ているので、とても楽しめると思います。
また、魚の缶詰なども良いのですが、災害時では食あたりなどはとても危険なので、気にしながら購入した方が良いかもしれません。
特にここ最近は、働き手がいなくなっている事もあり、
どの工場も人手不足になっていて、衛生環境が守れていない所が多くなっているようです。(缶詰でもそう)
外国人を雇いすぎたことにより、虫の混入や大腸菌などの繁殖もあるようなので、気にして購入するのが良いと思いますね。
そう考えると、こういったアウトドア用品で売っている「アルファ米」が質が良く、長持ちして軽いので良いかなという気はします。
と言う感じで、今日はここまで。
まだまだ、これはいかんと言う防災対策はあるのですが、
一番気を付けて欲しい「食」と「ライト」と「火だね」をお話出来たので、
良いかなと思います^^
特に、災害時では「雨」や「雪」「寒さ」や「暑さ」「虫」の事も考えなければならず、
そのどれもに、良い対策・悪い対策があります。
また少しづつ出して行きますので、
コメント欄でも、こういった物はどうかなど教えてくれると助かります(^^
それでは、また。
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