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ノックアウトダイナマイト!(コミティア東2-S50bキサキのキッサキ『漫哲』143)

格闘技でね…よしノックアウトしてやろう!と力込めたパンチはそんなに効かないもんなんです。

力みが相手に危険を察知させちゃうんですよね。予想できるパンチは強くとも効きません。逆に倒せるパンチは意識しないでスルッと出たようなパンチだったりします。でも意識しないでスルッと出るパンチって修練の賜物なのですよね。修練なしじゃスルッとなんて出ないんです。

漫画描くのでもああだこうだと技術が頭をガチガチにしてたんじゃいいものは描けません。絵でも演出でもスルッと描けるよう修練積みましょう。野球選手が一振り一振りに実戦で投げられた球を想定して素振りするように一筆を大切に考えて描いて積み上げ続けましょう。

ただバットを無心に振り続ける奴はプロ向きじゃありません。一振りに本気のシュミレーションあっての修練です。

得意な向きの得意の顔ばかり描いてませんか?手癖で描いてたんじゃただの暇つぶしにしかなりませんよ!

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