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好かれる絵の方向性は一方向ではない!(コミティア東2-S50bキサキのキッサキ『漫哲』145)

絵は下手でもいい!
…は、あながち嘘ではないのですが、それ以上に好感度が大切です。好感度を持たれようがないほどに下手だったり、上手くとも嫌われる絵なら職業作家としては策が必要となります。

粗い絵は激しく描けば情熱を伝えやすく、歪な絵は恐怖を伝えやすく、笑いを生む場合もあります。
そうした特質を活かせれば粗くても歪でも価値は生まれます。

漫画における好感度とは愛される親しみやすさや上手さという事だけではなく、描く分野の方向性に合わせられる柔軟さも含めた総合的なものなのです。つまりはここでも読者の側からの視点で考えられる事が大切となるのです。


ただ、自分の描きたいものと絵が合わない場合だけはリセットが必要かもですが。

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