忘れたくとも忘れられぬ:2018 J2第27節/ 大宮(H)

◆仇敵を追って
GWがはじまってすぐにそこまで10試合続いていた無敗を止められて、堅守とか言われてた守備をシモビッチとマテウスにズタズタにされて、どうしようもない虚無の背中をNACK5で唖然と見ることしかできなかった、あの試合が前半戦の大宮戦です。今年の仇敵だよ大宮は…山口とはまた違う「この試合は絶対勝ちたい試合」ってやつだったんだよ…逆にまたシモビッチとマテウスにやられてしまえば、そのまま浮上できなくなってもおかしくないような、そういう試合だったんですよ。

◆大宮戦
すごかったんですよ…本当にすごかった…今年のベストバウトというか、東京Vの、だけじゃなくても戦術どうこう、面白いサッカーどうこう言うなら絶対見なきゃいけない試合だった。特に前半、あまりにも完璧すぎて呆然としてしまった。先制点も、追加点も、無失点であったことも…すべての時間帯が、結果が、結果までの道筋が、あまりにも、あまりにも「完璧」と言えたのでは…。
結構長いこと東京Vらしさとして短いパスを繋いで中央突破…みたいのが武器と思われてるっぽいんですけど、それはうちが「できること」であって今はもう強烈な強みを持った「武器」ではなくなったなと思ってますね…当然のようにできますが選択肢の一つというだけで殊更に武器と言われるほどのものではなくなったなと。以前はそれしかできなくて、それを武器にしてどうにかするしかなかったかもしれないけど、おそらく今はできることがめちゃめちゃ増えていて、状況によって使うべき武器を持ち替えることができるようになったんだなという感じがしますね。一試合通して同じことをしているなんてことはない…ということが当たり前になったことにすごい手応えを感じましたね…。それも攻撃も守備もそれが言えて、ボールの位置と人の位置が偶発的なものではなく、意図したもので、彼らの中ではそれは計算してピッチ上で再現することができてるんだろうなあというのが、先制点の時にハッキリ示されて(皓太と寛也の動きはA新潟戦の1点目のゴールシーンに近い)たまらなく、美しいと思いましたね…。得点者のアランとドゥグは離脱した時期もあったのにそれに適応できてんのマジでヤバイしやっぱこれは練習見ないと分からないけど練習がヤバイんだな、大体が非公開だから見れないけど…見たいって思ってしまうわこんなん。この試合は誰が凄かったとかあんまり言えなくて、チームとして凄かったんだよ、完成度の高いチーム…ということをJリーグを見て久しぶりに思ってしまった(直近で思ったのは2015年のナビ杯決勝鹿島(後半)ですかね…)。
後半は大宮に攻められて1点返されてしまったわけですけど、連続で転がるように失点しなくてそこはとても良かった。失点シーンも相手がちゃんと見てたって感じだったので勉強にはなる…大宮は何回意図があった攻撃をしていたかは知らないけど。大宮に関しては前回対戦でも意図を持った攻撃で失点したとは思ってなくて、やはりマテウスとシモビッチにやられたのだ、という認識が強い。今回はシモビッチが出てこなくて良かった、本当に良かった。大前も嫌な感じだったけど、うちのほうがフィジカルが上でしたね、どうにか抑え込んでたと思う。
そういえば泉澤なんですけど、おれが思ってた以上に奈良輪くんと相性が良いっぽくて、今まで走れていたけどうまいこと前線に顔を出せていなかった奈良輪くんが良いタイミングでバンバン顔を出せるようになってたのはすごい…笑いましたね…最高じゃんって。泉澤も奈良輪くんも前に向けて鋭い攻撃ができてたのが本当に良かった、相手からしたら嫌だよなあ、あれ。
あと特に畠中に対して思ったんですけど、DF陣が相手の侵攻に対して前よりも落ち着いてるな~と思っていて、練習にレアンドロとかいるからその影響かな~と思った。まあ普段からレアンドロ相手に守備してたらなんらかレベルは上がるよな…最高じゃん…と思いました。

◆よだん
この試合、DAZNでは戸川健太が解説なんですけど、戸川は前々からお前絶対ロティーナの戦術好きでしょ???? みたいな解説をしており、この試合でもそんな感じだったしさらに皓太のことを的確に褒めちぎっていたので、うちの試合めちゃめちゃ観てるんだろうな〜って感じがして最高なんですよね。ここまで来たらうちの試合は全部戸川に解説してほしいもんな、聞きやすいし。戸川のことおれは未だに大好きだし、戸川がロティーナとか皓太とかを好きだな~っていうオーラ出してくれてるの、本当に嬉しいと思ってるから今後も観ていてほしいな。

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ふき

Jリーグを見に行った話と好きな選手の話しかしない備忘録用アカウント。 基本的に緑と鹿。
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