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セゾン投信 相談室のツブヤキ第8回【特定口座年間取引報告書】

いつもセゾン投信を応援してくださりありがとうございます。
セゾン顧客本位の相談室の増田です。

今朝(2/9)何となく、頭がぼんやりするし、喉がイガイガすると感じ、ふと気が付きました。
増田の体感によると、どうやら花粉が飛び始めているようです。
日本気象協会の予想によると関東地方の飛散量は例年の倍とのこと。
(毎年、「例年より多い」気がするのは気のせいではないはず…)

引き続き寒い日が続きますが、春の気配を感じつつ乗り切って参りましょう!

さて、今回のツブヤキは、1月に発行される「特定口座年間取引報告書」と「つみたてNISA信託報酬実額通知書」についてお伝えいたします。

◆特定口座年間取引報告書

これは前年(1/1~12/31)に、「特定口座で売却」された方にお送りする書類となります。

セゾン投信の場合、
「電子交付」を選択されているお客さまは、セゾン投信ネット取引からご自身でご確認いただきます。
「書面交付」を選択されているお客さまは、1月中旬頃に郵送しております。

なお、NISA口座や一般口座の分を売却された方は対象となりません。

「いつまでたっても報告書が送られてこない」という場合は、
・書面交付を選択しているか
・昨年、「特定口座」で売却しているか

この2点をまずは確認してみましょう。

セゾン投信からの郵便物がご自宅に届いている場合は、書面交付を選択されています。
「特定口座」の売却状況は、 ネット取引にログイン後、口座管理-特定口座損益照会-期間「前年受渡分」から確認することができます。

いずれもわからなければ、どうぞお気軽にセゾン投信お客さま窓口へお問い合わせくださいね。

お客さまマイページ

セゾン投信ホームページにもお知らせを掲載しています。
あわせてご確認ください。

◆「特定口座年間取引報告書」は何に使う書類なの?

特定口座年間取引報告書は、確定申告をする場合に税務署へ提出する書類として使うことができます。

投資信託(株式含む)の取引に着目して、確定申告の必要性について一般的な内容をお伝えします。

・特定口座【源泉徴収あり】 ⇒ 原則、確定申告をする必要はありません。
・特定口座【源泉徴収なし】 ⇒ お客さまご自身で確定申告をする必要があります。
※源泉徴収なし口座は、簡易申告口座と表記されることもあります。
 
特定口座年間取引報告書を使った確定申告の具体的な手続き方法は、国税庁ホームページの確定申告特集ページに書いてあります。

(国税庁ホームページ)
・株式を売却した方へ|令和4年分 確定申告特集(本番編)

・令和4年分株式等譲渡所得のあらまし
※左下のページ番号56に源泉徴収口座を確定申告する場合の転記方法が記載されています。https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2022/pdf/Q/Q16.pdf

残念ながら相談室では、確定申告に関するご案内はできませんので、気になる方はご自身でご覧になってみてくださいね。
また、より詳しく知りたい場合は、税理士や最寄りの税務署へお問い合わせください。

◆つみたてNISA 信託報酬実額通知書

セゾン投信でもたくさんのお客さまにご利用いただいているつみたてNISA。
実は、つみたてNISAには、前年に負担した費用をお知らせするルールがあります。
多くの金融機関では1月にお知らせしているようです。(セゾン投信では、1月中旬に封書をお送りしています。)

金融機関によって書類の名前は異なりますが、書いてあることは同じ。

「前年1年間で、お客さまが負担した費用をざっくり計算したところ、○○円でした!」
という報告書となっています。
※以降、「信託報酬等のお知らせ」と表現します。

◆費用(信託報酬等)はいつ引かれるの?

お客さまとお話していると、「信託報酬等のお知らせ」に記載されている費用が、お預かり残高から『追加』で差し引かれると勘違いされている方が多い印象です。

実は、これは誤りです。

信託報酬等は日割り計算され、皆さまのお預かり残高を計算するもととなっている『基準価額』を算出する過程で、毎日自動的に差し引かれています。

自動化は便利な反面、いくら引かれているのかわかりづらいですよね。
それを見える化したものが、「信託報酬等のお知らせ」です。

つまり、「信託報酬等のお知らせ」の金額は、毎日差し引かれた信託報酬等費用の1年間の合計額が載っているのです。

◆基準価額は費用を引いた後のもの

既にお伝えした通り、基準価額は信託報酬等が差し引かれた後のものが発表されています。
これはセゾン投信の投資信託にかぎらず、すべての投資信託に共通すること。

そしてこの「基準価額」は、さまざまなところで使われています。

・マイページログイン後のお預かり残高
・取引残高報告書などの定期的に発行される報告書
・運用成績について取り上げているネット記事や書籍、比較サイト  など

皆さまが目にされる情報のほとんどが、信託報酬等が差し引かれた後のものということがわかりますね。

◆16期運用報告会

2/19の東京を皮切りに、3年ぶりのリアル運用報告会が開催されます。
既に満員となっている会場もあるようです。本当にありがとうございます。
会長の中野は皆さまのお顔を見たくてウズウズしております。

マルチマネージャー運用部の瀬下から運用報告をさせていただく予定ですが、その際も「基準価額」をもとに実績を説明いたします。
ご参加くださる方や後日アーカイブ動画をご覧になる方は、「信託報酬等を引いた後の実績で説明しているんだな」と思い出していただけると、私もとても嬉しいです。


セゾン顧客本位の相談室
増田 裕美

セゾン投信公式noteに過去のアーカイブが掲載されています。ぜひそちらもご覧ください。

【ご留意事項】
当資料は情報提供を目的としてセゾン投信株式会社によって作成された資料であり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。投資信託は値動きのある有価証券等に投資しますので基準価額は変動します。その結果、購入時の価額を下回ることもあります。また、投資信託は銘柄ごとに設定された信託報酬等の費用がかかります。各投資信託のリスク、費用については投資信託説明書(交付目論見書)に詳しく記載されております。お申込にあたっては販売会社からお渡しする投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

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・今後のサービス改善のため、録音をさせていただきます。予めご了承ください。
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