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関西の方が印刷が安いって本当?

弊社は大阪の北浜と東京の渋谷で、B2サイズ枚葉型インクジェットデジタル印刷機「Jet Press 750S」で多種多様なジョブに対応しております。

バリアブル・可変・差込印刷・小ロット・多品種・特殊紙・高画質印刷・カッティング・内職・発送を得意としており、各企業の様々なニーズに対応しております。


関西の方が印刷費が安いって聞くけどホントなの?

2016年に渋谷2丁目に東京営業所を開設し多くの企業と商談をしてきました。会社案内を広げ本社が大阪であることをお話すると、「関西の方が印刷費が安いって聞くけどホントなの?」と聞かれる事がしばしばあります。

大阪だけで商売をしていると中々気づきませんでしたが、他府県の方々は関西は印刷物が安いと思われているみたいです。

実際に大阪と東京で印刷物の受発注を行っている弊社の感覚からすると、大阪と東京も大差は無いと感じています。印刷費を分解して解説していきます。

用紙代金

大阪と東京では流通量が圧倒的に違うため使用量が多くなると東京が安い印象があります。端紙や包み程度となるとデリバリー費用や人件費で東京の方が高くなるかな?

刷版及び印刷代

刷版についてはあまり金額に差がない気がします。台数などによって多少金額は違うかも知れませんがそこまで大きな差は感じません。

表面加工や製本、内職

東京は分業になっている印象です。
もちろん全てをワンストップで行っている企業もありますが、印刷・製本・加工と分業が成り立っていてそれぞれが独立している印象です。
そのため金額も然る事ながら、納期的にもあまり無理が利かない事もあります。

物流費

ヤマト運輸などの路線便を使えば大阪東京間は翌日に届きます。そのため立地的なアドバンテージはほぼ無いと言えますが、量が多くなると金額に差が出てきます。例えば大阪から東京に納品する際に1個あたり@1,500円×50ケース=75,000円となりますが、関東圏から納品する場合2トン車やハイエースで納品することが出来るので小口配送するより安くなる事があります。グロスで考えた時に印刷費を安くして帳尻を合わせるなんて事もあり得ると思います。

上記説明の通り、大阪と東京で印刷費における大きな違いは物流費だと思います。その他の項目においてはそこまで大きな価格差は無いと感じています。あり得るとすれば大阪を含め地方から東京に出てきている企業は何とか仕事を受注しようと必死のパッチで営業しています。その結果、関東圏と価格比較すると安いと感じておられるのかも知れません。

今回は以上となります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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大阪市中央区くすりのまち道修町にて、B2サイズ枚葉型インクジェットデジタル印刷機「Jet Press 750S」で多種多様なジョブに対応しております。バリアブル・可変・差込印刷・小ロット・多品種・特殊紙・高画質印刷・カッティング・内職・発送などお問合せ下さい!!

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