見出し画像

逆井城址と焼きそば

2020/5/2 Saturday

連休真っただ中ですが、外出自粛。外で遊んでる奴は非国民なんて極端なバイアスもかかってますが、どうせ土手道も行く先も人はいないのですから、天気が良ければ出かけます。
今日は例によってGoogleMapで見つけた逆井城址公園に向け自転車を漕ぎだしました。
利根川を進んで、芽吹大橋を渡り迷い迷いしながら走っていると、左手に岩井八坂神社が見え、その奥に見事な牡丹畑?がありました。

いろんな色の牡丹があるんですね。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」座っているべっぴんさんですね。と思っていましたが、もともとは美人を形容する言葉ではなく、生薬の用い方を表す言葉だそうです。芍薬も牡丹も百合も、女性の病に効く生薬なんですね。ひいては健康な女性は美しいと。勉強になります。

「立てばパチンコ、座れば麻雀、歩く姿は馬券買い」なんてのも、ありましたっけ?
いずれにしてもノープランポタリングの面白いところです。
のんびり牡丹を鑑賞しましたが、その奥の八坂公園もとっても気持ちのいいところで、おすすめです。

八坂公園もおすすめです。

一休みしたところで逆井城址公園を目指します。
1時間ぐらいで到着。人気のない城址をじっくり散策しました。
逆井城は戦国時代末期(1577年)に後北条氏の北関東進出拠点として築城されたものだそうです。
私の拙い歴史解説より↓こちらをご覧ください。

堀の橋を渡ると、戦国時代にタイムスリップ

広場もあって気持ちいいです。

帰りは城址そばを流れている西仁連川沿いに下っていきます。
人気のない道で夏毛のイタチ(タブン)が立ち上がってこちらを見ています。人が珍しい?なかなか野趣あふれる道です。

西仁連川沿いののどかな道

長くなりましたが、焼きそばの話です。
西仁連川の途中から利根川に向けて走っていると、大きな駐車場のある家の奥にポツンと縁日の屋台がありました。??なぜ?と門を見ると「やきそばあります」と書いてあります。
ありますということは売ってますと言うことだろうと中に入ってみました。
失礼ながら、それほど人通りも多くない場所で、なぜに焼きそばなのか、注文してから聞いてみました。

「やきそばあります」は見てわかりますが…

焼きそばを作っているご主人に聞いたところ、このコロナ禍で、祭などどこのイベントも中止になって、ここでやってるということでした。本来は「イカ焼き」が本業で、自宅の大型冷凍庫に商売もできないまま大量のイカが眠っているそうです。盆暮れ正月までこの状況が続いたらアウトだと困った顔で話してくれました。本当にお気の毒です。
それにしても、ここで焼きそばが売れるとは思えないのですが、息子さんがSNSなどで拡散し、ちょこちょこお客さんが車で買いに来てくれるそうです。
頑張ってください!と無責任な声援しか送れませんでしたが、お茶までサービスしてくれて、ありがとうございます。

美味しゅうございました。

早く緊急事態宣言解除されないですかねぇ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?