女嫌いと女好き、から出発するその転身心理的方法と逆に全く女を必要としないという境地について 【テノウチを晒す愚行 弐】
わたしは萩原朔太郎の女嫌いと女好きをこよなく愛している。
それがタブーでありながらも真理を突いていると思うからだ。
失望しない為の方策として、巷ではよく「期待しないこと」が挙げられるように思う。
愚かな女嫌い諸君は女性に期待しないことで一々落胆してしまう機会を減らせるのではないかと提言したい。
これは男女逆にも言えるかもしれない。
男性はそんなじゃない!こうあるべき!
みたいな純情乙女みたいな期待を男性に寄せないこと。
モテる男は浮気上等で食い散らかすことしか考えていない。
「あの子可愛くね?」とか下ネタばかり言ってる男が現に女には好かれる。
そう言ったことを「汚く」感じる馬鹿正直な騎士道的精神を持った男は女には好かれない。
まあそんなことみんなもうよくわかってるでしょう?
「馬鹿な女 まんまとかかった」「だからどうした自ら望んだと言ってんじゃん」そんな曲がバズる昨今。
女の人は騙されたいのではないかと思う。
酷い男に騙されたい。
被害者振りたい。
悲劇のヒロインでありたい。
持て囃されたい。
必要とされたい。
チヤホヤしてほしい。
特別扱いしてほしい。
優遇してほしい。
いやぁ、非常に気持ち悪いな、と。
わたしはその感想を抱くし隠さないのでますます女に嫌われるのですけど。
女好きさんたちは面倒くさいとさえ思うかもしれませんが「そういうもの」として捉えていやむしろ「そこがウィークポイント」ぐらいにパズルかゲームのようにしか捉えていないかも。
つまり女とまじめに対等であろうとすればするほど女には嫌われ、女の特徴をうまく利用して心では歯牙にも掛けないぐらいの男の方が女には好かれるのだと思う。
前途出典に於いて、巷で女好きと呼ばれる人はそういう馬鹿正直な女嫌い以上に現に女を冒涜していることや、決して女を悪く言わない事が指摘されている。
女嫌いと女好きにはそこまで違いはないのである。
馬鹿正直さを捨て、女と対等であろうなどと考えず、イニシアチブを巧みに握り、女の弱点を巧妙につく、そういう男になれば女嫌いも女好きに転身可能であろう。
この情報が溢れている現代に於いては見た目を女好みに変更することは至極簡単なことなのだから、「結局顔」はそう難しいことではない。もちろん女それぞれに好みの顔があるから全ての女に好かれるわけでもないが…。
それでもそこについては顔がどうであれトーク力などでいくらでもなんとかなるように思う。
社内中の女を食っていた男がいたが、彼は顔を変えずともその女性を落とす能力によってそれを成したのであろうから、最低限以上の基準を超えているならば、あとは実力次第ということになる。
ここまでは女嫌い諸氏が女好きになるまでといったような、つまり女を沢山食う為の話である。
敢えて下品な言い方をしているので似非フェミニズム諸氏がこれをみれば大層お怒りになることかもしれない。
それでいい。
勝手に怒ってろ、というところである。
誰がどのように認知しようが誤認しようが事実が変わるわけではない。
現にそのような男は存在し、男だけの場での話においてどうやら彼らは(当たり前に)王子様ではない。
女に好かれたいのであれば、女に期待するのをやめよ。対等であろうなどと思うな。もし現在見下しているのならそのままでいい、単に嘘つきになればいいだけだから。
馬鹿正直というのは要は方便も使えないという事だ。方便を多用せよ。自分に有利なように他者を欺け。敬虔なキリスト教徒でもないなら簡単な事なはずだ。
さて。
別に女に好かれたくないのであれば…ようこそ。
女嫌いはそのままでいい。
「モテない」ことはもう問題ではないことが自覚できるはずだ。
稀に「全ての男はモテたいと思ってる」或いは「モテる事が全て」のような盲信をしている女を見かけるが、その価値観上かはあなたは立ち去ることができたわけだ。
もうあなたは女に媚び諂う必要はない。
その面倒くさいご機嫌取りに時間を使う必要がない。
遺伝子を残せないことは何も問題ではない。
どうせ人類は滅びるし地球も終わる。
宇宙が終わるかは不明だが終わるとするモデルもある。
遺伝子を残す事には大して意味も価値もないのだ。
あなたの遺伝子が敢えて言えば「淘汰」されたところで、女好きの遺伝子のみあたかも「適応」のように残ったとて、全ては消える事。
子供を持ちたいだとか、家庭を持ちたいだとか、そういう洗脳をあなたはされない境遇で育ったわけだ。
つまりあなたは現時点に於いても非常に非常で非情な世界を経験してきた非常識上の存在である可能性が高いということだ。
もしあなたがそうであるならそういった「普通の幸せ」は寧ろ「苦痛」であろうことと思う。
だから女と付き合う必要が全くないのであろうこともよくわかる。
女には女で言わせておけばいい。
女の視野狭窄な価値観上からは到底生み出せない思想や思考がそこにある。わたしはそれは価値であると思う。
他者からの価値などどうでも良く、己が価値あると思える事が本当の価値なのだとわたしは思う。
これが負け惜しみに見えるような視野狭窄な女にはそのまま負け惜しみと吠えさせておけばよい。
それは「必要とされない」ことへの負け惜しみなのだから。
女に好かれたくない男は女にとっては「女を必要としない」=「敵」である。
ただそれだけの話だ。
この国の全ての女は必要とされたいのである。
そして視野狭窄な価値観の中で同調圧力的「普通」や「いい暮らし」のことしか頭にない。
そんな売女共のことは放っておこう。
「女に好かれたくない」この境地に達すれば後の問題は「性欲」だけである。
これはいくらでも解決のしようがある。
やりたい事がなく思想的抵抗がないのならば坊主になってもいい。
これらの事に限らず「どうしようもないもの」を「我慢する」必要は絶対に人生上発生するのだから。何故なら人はみんな死ぬしそれに抗う術が未だ完成していないか公表されていないのだから。
その一環として先行して色々なことを我慢したり考えないようにしたり習慣をつけるという意味で坊主になるのはとても有意義な選択に思う。
わたしはやりたい事が尽きないからそれを選ぶ事ができないが…なんにせよ、真の女嫌いたるあなたはもう女を必要としないので頗る自由だ。
結婚などに価値を見出さないその思考は悪ではない。大切にしてほしい。
老後困るなどというが、結婚したところで離婚などもあるし「老後困る」が解決できるわけではない。
子供がいてもそれは同じだ。
「老後困る」がボケた後のことを言ってるならその時点で「自分の意識」はほぼ霧散している状態なので考慮する必要がない。
ボケる前なら「金」さえあればなんとでもなる。
だから金だけを稼げばいい。
結婚しても金がなければ老後困るわけだ。
結婚には最早何の価値もない。
それは「普通に生まれ普通に育った人達」の権利であり義務であり終着点であり通過点である。
我々「普通じゃない人間」には不要なものだ。
だってあなたは寂しいなんて思った事がないのでしょう?
まるで女のように孤独にたいしてビービー泣いてるような存在ではないはずだ。
一人が好きなのは素晴らしいことだ。
世間一般の価値観全てに中指を立てて、終わるまで生き延びればいい。好きにしよう。
女嫌いも女好きも悪ではない。
好きにしよう。
自分がどうしたいか。
それが全てだ。
まあその上で未だ思うことはある。
そもそも論として。
性別なんてなくなればいいのに。
性欲なんて消え去ればいいのに。
そうすればこんなこともはじめから存在しない。
かわいいとか綺麗は性別関係なく抱くので恐らくそれらがなくなっても生き残る。
性別や性欲なく、ただかわいいや綺麗を素直に褒めていたいよね。
だからわたしは自分が書いた性欲バリバリの漫画実況(無修正)とか銘打ってる文字列があまり好きになれず、漫画実況側の文字列の方が好感を持てるのだろう。
ホモというものも性別や性欲からくるものだ。
青野くんに出てくる広瀬はかわいいがそれはホモ的意味ではない。青野くんの優里さんや堀江さんはかわいいがそこに性欲はない。
そういうかわいいなって感慨事態は好きなんだ。
しかし無修正側の性欲バリバリな感慨もまた現に存在している。
電車でスカート短い人が視界に入ってドキッとしてムラムラしてしまうのは現に存在する反応である。
それらも全てわたしの一部であり同一人物の感慨や反応だ。
ここを否定しても肯定してもそれ自体にはあまり意味がない。
単に存在するのだから。
わたしは小心者なので女と思しき人がわたしの記事をスキすると「性欲バリバリの記事見てスキ取り消すんじゃね?」と思ってしまう
スキが取り消せるのか知らんけど
なんか書くのめんどくさくなってきた
わたしは女と喧嘩したい訳ではないが女と仲良くしたいわけでもない。媚び諂いたくないがわざわざ相手の巣に押し入って喧嘩を売りたいわけでもない。わざわざ人の巣に押し入って喧嘩を売る人も別に存在すればいいと思う勝手に。好きにして。全部杞憂だし恐らく誰もここまで読まない。やったぜ。
話を戻すと、要はニュートラルであればいいのだろう。
ただそこにあるもの、空気と同じで是非など問う暇も必要もなく、ただそこにあるもの。
どんなに身勝手な主張を見かけてもそれもただそこにあるもの。
…そんな無反応無感情が本当に最上か?
このまで読んだ暇な女が万が一存在するなら───そのありえもしない状況の為に敢えて明言しておくが───あなたも別に男なぞ必要としないのかもしれない、ということは当たり前にわかっている。
自由に生きよう。
恋愛至上主義はただ一つの価値観にしかすぎない。我々は互いに敵対する必要はない。が、敵対していてもいい。自由に生きよう。好きにして。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?