【嫌語 1】 世の中のルッキズムに慣れよ

別に何もしていなくとも見た目が「みなさま」のお気に召されない感じだと不利益を被るのが世の常なのですよねみなさまご存知の通り。
これについてやれ「ルッキズム」だどうのと、知ってる横文字を勝手な解釈で便利に宣ったところで世の中は別に変わらないんですよね。
これもやはりみなさま十重ご承知のことと思いマス。
世の中で「うまく生きていきたい」のであればルッキズムに抗わず、倣い、迎合し、受け入れて自分をルッキズム上正当な姿にしておく必要があります。
みなさんなら既にやっていることでしょう、何故ならそれがみなさんの大好きな大好きな「普通」ってやつの正体の一側面だからです。
さて。
みなさんでない誰かさんはそれができていないでしょう。
それをするのに多大な努力が必要でしょう。
何故なら「普通」のレールから大きく外れた道筋をひたすら走らされ続けてきたのですからね。
そんなことしてる暇なかったですよね。
かわいそうに。
でも「仕方ない」で終わらせられるのは誰かさんの心の中だけの話であって、「みなさん」はお構いなしにそれを「必須」の「正当な基準」として「要求」してくるでしょう。
そこから外れている、いや、敢えていいますが「下回っている」限りは「不当な扱い」は「不遇な目」に遭うことは避けられません。
誰かさんがされを「正す」「直す」ということをしなければずっと、世の中は誰かさんをまるで穢多、非人の如く忌み嫌い蔑むでしょう。
そういう差別主義的民族性は誠に遺憾な事乍ら未だこの国のスタンダードなものであります。
そうでないと思っちゃってる人はただ自分が見えてないひとなので放っておきましょう。
とりあえずそういう残酷さ非情さ薄情さがお国柄ですから受け入れるしかないですよ。
歯向かってもいいですが、少数の意見は封殺して多数の意見を正義にすることに疑問すら抱かない能無しばっかなんで、それは無駄な抵抗というものです。
「ヒトデナシ」の国に生まれてしまったのだから仕方ありません。
いまだ「日本人は親切」だとか日本上げしてる人は蒙昧なので放っておいてあげてください。
誰かさんは即刻世の中のルッキズムに慣れるべきです。
お金も生み出せない多くに支持もされないような思想正しさに拘っていたところで人生上の実害は到底避けられません。
実益というものは悪の中にあるものです。
だからもう一度言いますよ。
いいですか?

世の中のルッキズムに慣れよ。
そしてそれに成れよ。

まあ別に。

「外国ならUglyに寛容」

などという言説ではないです。

だって知らんし。

外国のことなんて。

外国に行けるほどお金持ちじゃないですもの。

それくらいの境遇であったのならば。

こんなこと。

書くに至ってませんよ。

そんなこともわからないんですか?笑

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