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会社のライターさんに聞いた、わかりやすい文章を書くたった2つのコツ

昨年の12月21日、弁護士ドットコムで法律トラブルに悩む方のためのガイド記事を書いているライターさん(以下、先生)から、部内向けに「わかりやすい文章の書き方講座」を実施していただきました!

内容は、ぼくの過去のブログ(【読書感想】エンジニアのためのデザイン思考入門)を先生に直していただき、それを解説しながら文章のコツを解説するというもの。
めちゃめちゃ恥ずかしかったです...
ですが、とても役に立ったため、ぼくと同じように文章に悩む方への参考になればと思いさらしてみます!

さて、先生いわく、わかりやすい文章を書くコツはたった2つです。

1. 中学生でもわかるように書く
2. 「主語+述語」の2語文で書く

1. 中学生でもわかるように書く

まずは「中学生でもわかるように書く」。
なぜならば「普通の大人にとって専門分野以外の分野については、知識レベルは中学生」だからです。
具体的には、中学生がわからない単語や概念を、わかるように説明を入れます。
参考:
投資の知識、世の9割は中学生レベル

2. 「主語+述語」の2語文で書く

誰が理解すればわかりやすい文章と言えるのか?
答えは、なんと…赤ちゃんです。
一般的に2歳代で、「パパ バイバイ」「ワンワン いた」などの「主語+述語」の2語文を理解できるようになると言います。
そのため「◯◯は●●です。」のような2語文は誰にとっても理解しやすいと先生は言います。
個人的には「主語+述語」の2語文を意識することで、飛躍的に文章がわかりやすくなった実感があります。
参考:
赤ちゃんがおしゃべりするのはいつから?目安の時期は?

会場からの質問

1. 中学生でもわかるように書く、というが具体的にどう想定すればよいか?

「自分が中学生の時を思い出す」とのこと。
自分が中学生の時に知らなかったであろう単語に説明を入れると良いです。

2. 「主語+述語」の2語文を重ねることで、書き手の個性が消えてしまうのではないか?

たとえ「主語+述語」の2語文の連続でも、選んだテーマや語句に書き手の個性がでるからあまり心配いらないとのこと。
ちょうど小学生の書道に似ている、と先生は言います。
手本をみながら書いても、全員バラバラになるのです。
それでも気になる場合は、語尾を変えることで工夫できるとのことでした。

いかがでしたか!?
もちろん「わかりやすさ」だけが文章の価値ではありません。
ですが、これだけ文章があふれている中で人に読んでもらうには「わかりやすさ」がますます重要になってくると思います。
繰り返しになりますが、同じように文章に悩む方の参考になれば幸いです!

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