見出し画像

【ゲーム録 #01】7Days to End with You

?ゲーム録とは
!過去にクリアしたゲームの感想を書くシリーズ。クリアの定義は、「スタッフロールを見た」を基本とします。

7Days to End with You
https://store.steampowered.com/app/1859280/7_Days_to_End_with_You/

最初の感想は異世界転生(ガチ)
知らない場所で目が覚めたプレイヤーは、知らない女性に話しかけられる。
記憶がなく、そして言語を理解できない。

このゲームはまず、言語を知る、解読するところから始まる。

ここがとても新鮮だった。そして楽しかった。
ピクロスやってる時と同じ快感があった気がする。

この単語、前も使ってたな…… この状況ならこれはこういう意味なのか……?あ!やっぱりこれ合ってたんだ!なるほどな~!

みたいな。とりあえずで入力していた言葉が当たったときのスッキリ感は、なかなか癖になる。

私はかなりフィーリング重視で、こう言ってる気がする!という直感(妄想)ベースで解き進めていった。それでも大きな破綻はなかったのだから、なかなか骨太なゲームシステムである。

クリア後に感想を見回っていたら、結構「ガチ」で「メタ」な感じに解読している人もいて、見知らぬ言語に対する距離の取り方の多様性を感じた。

以上がゲームシステムの話。ここからはストーリーや演出の話をする。

言語を自分で解読しなければいけないからなのか、かなり余白の多いストーリーだった。それでもゲーム側から重要な単語に関するヒントは出てくるので、プレイヤーたちはだいたい同じイメージを共有できる。という素晴らしいバランスで仕上がっている。

そしてなにより、唯一といっていいであろうギミックを解除したあの瞬間。
あれはとてもよかった。ゾッというか、え?というか。
知らないほうがよかったかもと本気で思ったあの一瞬が、個人的には最高潮だったかなと思う。

上記のギミック突破後、ED回収は攻略サイトを参考にした。
結構分岐条件が厳しくて、こいつぁ一人でやってたら見れなかったぜ!と感じる。ここを問題視している感想もいくつか見かけた。

EDはとても整合性があるというか、なるほどな~という感じだった。
これは物語の答えが知れるという意味ではなくて、作者の意図というか、この作品の「オチ」として納得できるものだった、という意味である。

友人が遊んでいて興味を持って始めたこのゲームだったが、なかなか楽しめた。惜しむらくは一度解いてしまったらもう遊べないという部分だろうか。
とはいってもSteamで520円である。コスパで考えれば十分おつりがもらえるだろう。

良いゲームでした。言語解読系ゲーム、増えないかな~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?