詩 ・ いず連


このたび
いきててよかったのかずっとわからない連盟
通称いず連を発足しました

湯河原で生まれてメタリカを聞き
ブランチに誘われると頰を赤らめます
未必の恋でひどい責めをうけ
暇があれば募金をします
ヘビは嗅覚をヤコブソン器官で感じます
いつかヤコブソンさんに会ってきいてみたい
ヘビのあんなとこに自分の名前がつくのはどんな気分?って

わたしからかぜをうつされたってひとに
いちども会ったことがない
生まれてこのかた! それが自慢!

雨粒がメガネについたまま歩いてると
泣きながら歩いてるようで
すてきなひとになったみたい

それでも
いきててよかったのかずっとわからない
だから発足したのです
いず連!





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