ライブラスト

【ヒットソングにソロがなくなった理由!?】

こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。

かっこいい
ギターヒーローが
バリバリのギターソロを
間奏でかます!

ジャジーなポップスなのに
途中でゴリゴリの
サックスソロ
が度肝を抜く!

まるでベースとは思えない
超絶テクを駆使したソロで
観客がひっくり返る!

ド派手で長尺な
ドラムソロが
ライブの途中で
絶妙のスパイス
として存在する!


そんな光景も
今ではトンと
見なくなりました。

でもこれには
はっきりとした
理由があります!

答えから言ってしまうと

【若者が同目線を
 強く求めるように
 なったから】


最近ではツイッターなどのSNSで
普通では会うことすら難しい人とも
同じ土俵で話すことが可能になりました。

憧れのミュージシャンやアイドルと
ネット上ならば、気軽に挨拶を交わせる。

そんなことが日常茶飯事
となっているわけです。
(実際にそうできるかどうかは別に
 そういうことが可能だと
 多くの人が思っている。)

そうなると、良い悪いは別にして
みんないわゆる「タメ口」になり
同目線での発言が
普通になっていきます。

例え相手が
首相や大統領や国王だったとしても
基本的に同じ土俵、同じ目線で
会話をする文化が
普通になっていきます。


すると逆に
何が起こるのかというと。

【上から目線の表現を
 極端に嫌がります!】


基本、
上から目線の表現が好きな人は
あまり多くないと
思いますが。(笑)

それでも
上司と部下の関係とか
なんらかの利害関係があると
そういう上下が
はっきりしていた方が
うまくいく場合も多いです。

でも、
そんなことは関係なく
ネットを駆使する若者たちは
誰とでも同目線の方が普通だし
上から目線の
よく文化がわかっていない奴が
入ってくると
強力に拒絶するわけです。

案の定ですが。

ちょっと楽器が上手い感を醸し出した
長めのソロが入っている曲は
見事にヒットしなくなっています!

むしろソロなんてまったくない
頭から最後まで
歌だけに焦点を当てた
編曲の方が、確率的には
ヒットしているように
見受けられます。

【ヒットソングに
 ソロがなくなった理由は
 若者が同目線を
 強く求めるように
 なったから!】

さて、読者の皆さんは
この分析について
どう感じるでしょうか?

「だから今の若者はダメなんだ!」
「音楽の何たるかがわかっていない!」

なんて思ってしまったあなた。

もしかしたら、それこそ思考停止、
他人の夢を奪うドリームキラー的
発想かもしれませんよ!?

ぜひ柔軟な頭で捉え、
この現象を面白く
利用してみてください。

何かいいアイデアが生まれた方は
ぜひ僕にシェアしてくださいね。

一緒に実現していきましょう!

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