斉藤ギターライブ

【すぐ上達する人のセッション見学の仕方!?】

こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。

実は僕はセッション初心者が
どんな風に見学しているのか?
をみるだけで
その人が上達するのか
しないのか、ある程度
見分けられます。

まず
上達しない人の特徴から行きます!
ポイントは3つ。

【1 自分の楽器を常に
   いじりながら見学している】

【2 目線が下、または
   どこか一つに張り付いている】

【3 拍手をしない】

逆にいうと
この反対の特徴を持つ人は
多くの場合
急速に上達していきます。

簡単に言うと、

「自分の世界に
 入りがちな人は
 アドリブセッションは
 上達しない!」


という事なのです。


「ジャムセッション
 =音でのコミュニケーション」

やはり、見学においても
この基本が大事になってきます。

具体的に解説していきましょう!

ギターやベースの人に多いのですが
1のいつも自分の楽器を
カチャカチャいじりながら
他の人のセッションを見ている人。
これ、ほとんど聞いてません。(笑)

頭の中では、
自分と楽器だけの世界
になっています。

むしろ
はやく自分の番にならないかな!?
ぐらいのことを考えています。

これでは
せっかく色々なサウンド
やりとりが目の前で起きていても
気づくことができません。

なので、上達しません。


2は恥ずかしがり屋
の人に多いのですが
目線がいつも下に向いています。

もしくは
自分の担当楽器のみに貼りつく。

実は人間の聴力というのは、
視覚とかなり関係しています。

目でみたものが発する音を
耳が勝手に選んで
聞き取りやすくする
傾向があります。

なので、目線が下や
一つのところに
張り付いている人は
自分ではよく音を
聞いているつもりでも
実は全然聞こえていません。

なので当たり前ですが
上達しません。


3の拍手をしない人は簡単。

実はアドリブセッションが
盛り上がったり
良いフレーズがあると、
大抵の場合拍手が起こります。

まずこの文化自体を
知らないので
拍手できない
というのはあるでしょう。

でも
もし耳が開いているならば
周りの人が拍手で反応し
セッションに間接的に
参加していることは
簡単にわかるはず。

それでも拍手できないというのは
なにを示しているのかというと
「観客の音が全然聞こえていない!」
という事実だったりするのです。

すぐ横で拍手している人がいる。

しかも、明らかに
目の前で起こっている
アドリブに反応して拍手している。

なのにその音が
聞こえていないのです!


人間の耳は
意識を広げないと
(勝手に自分が)重要だと思う
一つの音だけに
集中する傾向があるのです。

聞こえたつもりになっていて
あとで感想を聞いてみると
ほとんど聞いていなかった人は
僕の経験上ホントに多いです。

是非上記の3つのポイントを意識して
その逆になるようなイメージで
セッションを見学してみてくださいね。

それでは今日もガツンと
グルーヴしていきましょう!

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