ギターライブ

【順番がアドリブ習得のカギ!?】

こんにちは!
セッションインストラクター
の斉藤 彰広です。

「自由自在にアドリブができたら
 素敵だと思いませんか?」

音楽が好きな人ならば
一度は自問するこの質問。

そして、便利になった現在では、
ちょっと楽器屋さんに行けば、
アドリブの教則本や専門書が
所せましと並んでいるので、
それを買ってきてお勉強を始める…。

というようなサイクルを
実行中、もしくは
何度も実行している人も
少なからずいると思います。


ところが残念なことに
このサイクルに入った人の
9割以上は、
僕の個人統計ですが
自由自在にアドリブが
できるようになりません。


その理由は簡単!

【アドリブの教則本は
 ほとんどリズムについて
 触れていないから!】


スケールやコードなど、
本で解説しやすい事に終始して、
アドリブの一番基本である
リズムについて
ほとんど言及が
なかったりするのです。

また逆に、
リズムについてだけの
教則本を見てみると、
譜面やメカニカルな
リズムに対応するための
練習がほとんどで、
「アドリブで対応できる
 レベルのグルーヴ」
については、
やはりほとんど
言及がない事が多い。


つまり、
アドリブを断片的には
学べるけれども、
体系的に基本から
学べるものはほとんどない!
というのが現状なのです。
(もしそんなものがあったら、
 もっとアドリブできる人が
 増えてますよね!?)


でも、臆することはありません!

体系的というととても
難しい言葉ですが、
要は順番なのです!

そしてその順番というのは、

「1にリズム、2にハーモニー、
 3,4が無くて5にメロディ!」

これがスローガンです。(笑)

カッコいいフレーズを
沢山ストックして、
それをパズルゲームのように
組み合わせて
アドリブが出来上がるんだ!

そう思っている人が多いです。


特に、断片的に様々な
教則本で学んでいる人は
ほぼ100%このパターンに
ハマっています。


が、

もっとアドリブで大事な事は
「頭の中の音がそのまま
 楽器に反映できる事!」

そう考えると、
大事なのは頭の中で
サウンドが鳴るかどうか!?
なのです。

作曲家の人に聞くと
はっきり分かるのですが

「どういう時メロディが
 浮かびますか?」

と聞くと

「カッコいい
 リズムトラック
 が見つかった時」

と応える人が
かなりの確率でいます!

そして
リズムがイメージ通りに
ハマってくると、
次に自然とハーモニー
の流れがイメージできる。

すると、さらに
自然にメロディが
生まれてしまうのです!

全部が全部
この流れでは無いでしょうが、
この順番と言うのは
「頭の中に自然とサウンドが
 鳴りやすい黄金のパターン!」
と言えそうです!!

つまり
アドリブが生まれやすい順番は
1リズム、
2ハーモニー、
3メロディ
の順に順次マスター
していくことなのです!

僕自身の例を見ても
ドラムやベースが
何もなくても
頭の中に鳴りだした時から
スムーズにアドリブメロディ
が出始めたのを覚えています。

なので、まずは

「リズムが頭の中で
 鳴りだす練習!」

が大事なのです。


そして、さらに
答えを言ってしまいましょう!

「1にリズム、2にハーモニー、
 3,4が無くて5にメロディ!」

の順番で体系的に
アドリブを練習したければ、
「ジャムセッション」が
一番手っ取り早いです!

自由自在にアドリブしたければ
まずはアドリブをすることだ!


なんだか禅問答のようですが
これがどうやら
実際の答えのようです。
(身の回りでも、そういう人が
 実際アドリブできるように
 なっていませんか?)

と言う訳で、
スローガンが長くなります。(笑)

「1にリズム、2にハーモニー、
  3,4が無くて5にメロディ!
  全てやりたきゃジャムセッション!!」

お後がよろしいようで。


それでは、今日も一日
ガツンとグルーヴ
させていきましょう!

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