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【メタ認知とフィードバック大会の効用】

「メタ認知」って何?

という質問に最初に
お答えしておくと、
メタとは「高次の」
という意味で、
「認知」は
ものごとの理解の仕方のこと。


メタ認知はよく
「客観的な自己」
などと形容されますが、
要するにハイレベルな
自己分析能力のこと!
(だと今のところ僕は思っています。)

なんだかここだけ聞くと
難しい感じがします。

が、音楽においても
メタ認知能力はとっても大事!


例えば、アドリブ演奏を
録画しておいて
後で自分で見てみるとします。

すると不思議なことに
こんな認知のズレが
よく起こります。

「あれ?このフレーズ
 演奏中はいいと
 思っていたのに、
 客観的に聞くと
 周りから浮いていてダサい!」


逆にこんな
認知のズレも起こります。

「あれ!?演奏中は
 ここミスったと思ったのに
 客観的に聞くと
 全然気にならない…。」

こんなズレは
自分を客観視すると
無数に出てきます!


不思議なもので、
演奏中の自己認識では
まさに夢中になっていて、
最高の感じ!

と思っているサウンドほど、
後から録画で客観視すると
ダサかったりします。(苦笑)


逆に、そんなに気合い入れずに
さらっと演奏したアドリブの方が
後から聞くとちょうどいい
塩梅にバンドと溶け合って
いいサウンドだったりします。


また!僕が主催する
ジャムセッション講座では
最後に必ず
フィードバック大会をやります!

その日のプレイで良かったところを
他人に言ってもらうという方式です。

このフィードバック大会の
唯一のルールは

【ダメ出し禁止!】


あくまで客観的に
いいと思ったところを
伝えるのがお約束です。

すると面白いことに、
「え?そこそんなに
 良かったの!?」
と、自分では認識して
いなかったポイントを
だいたい褒められます。(笑)


そして、これは男性に
特に多いのですが。

自分では気づかない
自分の魅力を褒められると
苦虫をすりつぶしたような顔を
一瞬する人がいます。(苦笑)

褒められなれていないし、
いいこと言われているのに
素直に受け取れないという、
まさにメンタルブロック!


こういった問題が起こるのはまさに
【メタ認知能力】の欠如が原因!

いい意味で自分の
感情とは切り離して、
客観的に自分を観察し、
客観的な自分を受け入れる。

それができると
音楽能力はもちろん、
人生の質が急速に
高まっていきます!


アドリブで演奏している最中に
あ!ここ多分
フィードバック大会で褒められるな!
とメタ認知できるようになったら素晴らしい。

そんな次元のセッション仲間を
たくさん生み出すべく、
本日もセッション講座
&フィードバック大会へGO!



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