詩人・益山弘太郎さんのなれそめについて

☆詩人・益山弘太郎さんのなれそめについて★

世田谷に、就労継続支援B型事業所「ハーモニー」というところがあります。幻聴や妄想の体験をかるたにした『幻聴妄想かるた』を作ったところとして有名です。
『幻聴妄想かるた』タイトルを一瞥すると、キツめなブラックユーモアのように思うかもしれませんが、でもじつは、幻聴も妄想もその人と地続きのものとしてあることをやわらかいユーモアといっしょに教えてくれるかるたです。ぼくはこのかるたの冊子の撮影で関わるようになってからもう4年くらいです。

そのハーモニーに通っている、益山弘太郎さんという方がいます。
いつもなにかをずーっとしゃべっています。ぼくは何を言っているのかわからないのですが、そばにいる人の苦笑、あるいは、にやにや、もしくはほほえみとともに通訳してもらうと、どうも生まれ故郷である静岡県が大好きなようでほおっておくと静岡県にまつわる何かを延々と話しているみたいです。

そんな静岡県フリークな益山さんのもう一面は、詩人です。

どういうわけかわかりませんが、ぼくの写真集『感動』を気に入ってくれたようで二年前から月に1回、写真をもとにした詩を送ってくれるようになりました。

これがしみじみと、すばらしいのです。
ぼくが『感動』をつむぐにあたって大切にしていたものを、まさに益山さんはすくいとってことばにしてくれていると感じています。
写真というメッセージをこんなふうにうけとめることができるんだなあと驚くばかりで、いつもじんじんしています。

ゆっくりと丹精を込めて書いてくれているので、終わるのはまだ数年かかりそうなのですが、そのあいだの益山さんへの励みになればいいなと思い、ぼくだけで独占せず、こちらで紹介してみます。もしもこちらの記事に関するサポートなどいただけたばあいは、すべて益山さんに還元します。

2週間に1回のペースで公開していきます。

よろしく千萬どうぞ。

益山弘太郎 プロフィイーール

58才、静岡県伊東市出身。
好きな食べ物、日高屋の定食。シーフードヌードル。オレンジジュース。
いつも缶コーヒーを飲んで、WEST という煙草を吸ってます。
独身。3〜4人の女友達 の中から花嫁を選んでいます。ホンワカとした女性が好きです。

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めざしとごはんとみそ汁を野蛮に喰らおうぜ。
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齋藤陽道

「永遠の世界とともに」

詩人、益山弘太郎さんが、ぼくの写真集『感動』を見て詩を書いてくれています。益山さんは、『幻聴妄想かるた』で有名な、就労継続支援B型事業所「ハーモニー」に通っています。 幻聴や妄想と詩の違いがぼくにはわかりません。
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