「浮遊と希求」 第1詩


「浮遊と希求」  第1詩

詩・益山弘太郎 / 写真・齋藤陽道


宇宙の軸  

何物  

波音  

存在  

霊魂  

中心  

連続  

声色  

放射状  

自画像  

恋情  

遠望  

吸収  

混在  

至高  

静寂  

放電  

失楽園       

白魚の様に泳ぐ雲   

西空に輝く太陽   

家路を急ぐ人々   

この星は   

今も活きている       

君はどこから来た   

君はいつ母を知った   

君はいつ泥遊びをした   

君は父の体内を覚えているか   

君はいつ受胎した           

夜更けだと云うのに   

薄赤色の空   

月の光を浴びている   

俺は煙草に火をつける   

俺の中にまた   

強欲が充満し始める   

俺の心の闇は   

救いを求めている   

父親  

分裂  

隔絶  

傲慢  

妄想  

社会性の欠如           

為るがままよと生きる人々   

いっそ生来の自分とは   

逆に振る舞ってみるか   

などとも人の云う           

あなたはどうだ   

あなたはどう思う   

あなたの一身上を知りたい           

宇宙に軸はあるか   

そんなもの無い   

いやある   

四次元か   

五次元か           

謎を秘めた明星   

朝の気配   

まだ眠る人々   

登り来る太陽           

想像  

推測  

解けぬ真相  

希望  

不安  

新世界




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☆「詩人・益山弘太郎さんのなれそめについて」は、こちら★


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めざしとごはんとみそ汁を野蛮に喰らおうぜ。
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齋藤陽道

「永遠の世界とともに」

詩人、益山弘太郎さんが、ぼくの写真集『感動』を見て詩を書いてくれています。益山さんは、『幻聴妄想かるた』で有名な、就労継続支援B型事業所「ハーモニー」に通っています。 幻聴や妄想と詩の違いがぼくにはわかりません。
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