少女漫画大好きな斎藤緋七です。今回は漫画について書きたいと思います。私が漫画に興味を持った頃、少女漫画界には「天才少女漫画家」がゴロゴロいました。
聖徳太子を有り得ない角度で切り込んで描いた「日出処の天子」の作者、山岸涼子先生。
新刊が出たら「ガラスの仮面　最新刊　発売」本屋さんが大きなポスターを貼る「ガラスの仮面」の作者、美内すずえ先生。ガラスの仮面は、まだ、最終巻が発売されていません。
固定ファンを持ち長期連載となった「王家の紋章」の作者、細川智栄子先生。
「当時の編集長が、よく許したよね」と言いたいくらい、当時のタブーを美しく、生々しく描いた「風と木の詩」の作者、竹宮恵子先生。
吸血鬼一族とその哀愁を描いた「ポーの一族」の作者、萩尾望都先生。萩尾望都先生はドラマ化された「イグアナの娘」の作者でもあります。

画期的な作品ばかりです。私は良く「ものすごい博識だね」と言ってもらうのですが、全て漫画から得た知識です(笑)
だから、読んだ漫画に出てこないことは何も知りません(笑)
たまに、内容で興味を持ったことは掘り下げて調べるくらいです。
少女漫画史に残る名作を描く個性的な天才が、ゴロゴロといた、少女漫画の黄金期と言ってもいいでしょう。
各作者の生年が昭和２４年前後に集中していることから「花の２４年組」と呼ばれています。　　　　　　　　　　　　　　　　続