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私の身体は少女漫画で出来ている ③

こんにちは、永遠の漫画好き。斎藤緋七です。

世界に誇れる大作「ベルサイユのばら」を書いた池田理代子先生を忘れてはいけません。
「ベルサイユのばら」は何種類もの言葉に訳されて、世界中で読まれています。
アニメ版の「ベルサイユのばら」はフランスの国営放送(日本で言えばNHK)で放映が義務つけられていると聞きました。

主役のオスカルさまが亡くなってからも連載は続いたのですが、オスカルさまの熱狂的なファンからは、

「私のオスカルさまが亡くなっているのに連載を続けるとは何事だ! 」

苦情の手紙と電話が編集部に沢山届いたそうです。

数年前から、11巻12巻13巻14巻と「ベルサイユのばら エピソード編」が発売されています。
本編が10巻で終わっているので、その続きと言う意味でしょう。

尊敬する里中満智子先生も池田理代子先生も大阪府出身です。同じ大阪人としては嬉しい限りです。
台詞を読み込んでいくと「ここは大阪弁が出ている」等と楽しい発見があります。
なんと、エピソード編には萩尾望都先生の「ポーの一族」のキャラクターが登場します。
池田理代子先生が萩尾望都先生に連絡をして許可を得て登場させたそうです。今でも、お二人に私的な交流があると思うと微笑ましいですね。
「キャラを出しても良い? 」と聞いたら萩尾先生に「ああ、いいんじゃない? 」とあっさりと了承してもらえたようです。

萩尾望都先生と竹宮恵子先生は若い頃に同居していた時期があったようです。「花の24年組」と言われるのも納得出来ますね。

沢山の少女漫画を読んできて「たかが漫画」と言われたこともありますが、「ナポレオン」の人生も「長屋王」の人生も「孝謙天皇」の人生も私は漫画で学びました。
 大人になってからは、丸ごと信じないでフィクションとして捉え、史実と照らし合わせ説を確立するようになりました。
(聖徳太子 = ペルシャ人説)etc.
「たかが漫画」と言われるかも知れませんが、私にとっては漫画大国日本に生まれて、良い時代に生まれて「花の24年組」の天才揃いの先生のおかげで子どもの頃から良質の少女漫画に触れることが出来ました。
これは、一人の人間として本当に幸せなことだと思っています。 完
      


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