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散文と日記

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東京で暮らす、福井生まれ23歳の日記です。
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愛が全てだと思わないこと

愛が全てだと思わないこと

不意な孤独。家族も友達もいる。愛に飢えてるわけでもない。当然みんな死ぬまでどこか手応えのないものを感じながら生きていく。一瞬の些細なことで喜怒哀楽が吹き出してくる。惨めなときもあるだろうし、歓喜の時もある。

愛がすべてだと思わないこと。自分1人の力で変えられないものを、受け入れる心の静けさを持つこと。特に、愛が全てだと思ってしまうと、時に自分の姿勢が崩れてしまう。「誰かに勝ちたい」あるいは「あの

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意気込みに期待せず、やったことを見る/見せる

意気込みに期待せず、やったことを見る/見せる

友人とお互い感情的になり、議論がぶつかることなく話が終わった。

あとで冷静になったときに、「うん、たしかに彼が言ってたあの部分は正しいよね」とか「アレは自分がもっと冷静に伝えてれば理解し合えたよな」とか、いろいろ考えました。

でもまあ、起こってしまった揉め事は取り消せないので、時間をおいてあらためて話せたらいいかなと思います。

僕から歩み寄ってみて、
それでダメならしょうがないし、
そんなも

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自分が飲食店やお店を好きな理由って、誰かの魅力や温かさを知りたくて、見ていたいからなのかもと思った。

「近づきたい」とか、「一緒に仕事をしたい」とかではない。

けど、見つめ続けるために、それに足る自分の姿勢は保ち続けたいとは思う。

自分の中身が枯渇してきたので、一旦ストップするぞ

自分の中身が枯渇してきたので、一旦ストップするぞ

最近、アウトプットが多かったからか、なんか自分の中身が空っぽになってる気がします。
なので、一旦外に出すのはストップして、じっくり蓄える時間を過ごそうとおもう。
3ヶ月くらいアウトプットし続けてきたので、さすがにネタ切れだし、アウトプットしてもなんだか面白くないなーって感じがしてきてたんですよね。
なのでここは一旦止めて、スローダウンしようかなと。年末のイベントもコロナで延期になったので、ちょうど

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23歳で転職した自分が、転職を考えてる友人に伝えたいこと

23歳で転職した自分が、転職を考えてる友人に伝えたいこと

ぼくは、東京金沢ベトナム(来年にはベルリンにも拠点を作るそうです祝!)に拠点を持つクリエイティブ制作会社で主にデザイン、映像制作に1年半たずさわり、飲食業界に転職しました。

23歳で、異業種に、短期間で転職。

そんな僕に、ある友人が「転職考えてるんだよね」と言ってきました。

理由は、
1)創業間もなくコロナに直面した結果、収益が出ないので、生活費がかなりきつい。2)現状創業メンバー3人で働い

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10月26日「Bar Lipsum #1」の写真と、ふりかえり

10月26日「Bar Lipsum #1」の写真と、ふりかえり

2020.10.26に「Bar Lipsum」と銘打ってイベントをしたときの写真が上がりました。

将来お店を開くにあたり、内容を色々と模索中ですが、やってみねぇと分かんないことの方が多いでしょと思い、まずは1度やらせて頂きました。

ラジオでも話してますが、人はそんなに集まらないかな〜と正直思ってたんすけど、たくさん来てくれてマジで嬉しかったです。

結果、反省点か

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コロナ禍で飲食業界に転職して、3ヶ月経ったのでふりかえる

コロナ禍で飲食業界に転職して、3ヶ月経ったのでふりかえる

前職のクリエイティブエージェンシーを退職してからはや半年が経ちました。

飲食店で働き始めて3ヶ月。

退職してから年収は単純に半分近く減り、生活コストが1.5倍くらいの東京にいるので当然金なんてあるはずもなく、楽な生活ではないです。

加えて雇用形態はバイトなので、どうしても毎月の給与は頭打ちになる。

欲しいものが買えなかったり、食べたいものが食べれなかったり、要は自分の投資ができないときもな

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メモ:いろんなことに対して言い切れる人がいるけど、それはなんでだろうなーと思います。皮肉ではなく、答えがないことが多い中で言い切れることは強いし羨ましいと思ってます。今度聞いてみようと思います。

最近のこと(9月後半)

最近、本を読んだり、映画・ドラマを見たりする時間が減ってきてるな。

昼間誰かしらと会ったり、10月にやるイベントの準備や打合せをしたりして、んで夜は仕事。休みの日は、これまた昼間に何かしら用事ができて、夜はどかーんと飲みに行くことがほとんどです。

もちろん誰かと会って喋るのは楽しいので、現状に不満があるとかそんな話じゃないんですけど、例えば見たいものを見れてないとか、読みたいもの読めてないとか

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近しい人が亡くなった

きょう、ぼくの師匠の妹さんが亡くなられました。

まだすごくお若いです。

お店にお母さんと2人で来て、妹さんのお猪口も用意し、一緒に献杯をさせて頂きました。

自分も5年前に30歳のいとこを亡くしているので、誰かを失った人の気持ちは、想像できます。

カウンターに座った師匠が目をおしぼりで覆っている姿を、真横で見ました。

気丈に振る舞ってはいたものの、会話が途切れた時に出るお二人のため息が、現

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「きょう、結婚したんです。」ってお客さんに言われた日のこと

飲みに連れてってくれるようなお世話になってる常連さんの話を小耳に挟みながら仕事をしてたんですが、その中で印象に残ったことがあります。

「今回のコロナで、皮肉にも良かったことが、あらゆる業界に言えることだけど、いい飲食店とそうじゃない飲食店がふるいにかけられたこと。基準は、お金儲けだけじゃなくて、自分の仕事に日頃から何年も真剣に取り組んできたお店だよね。」と仰っていて、うーん!と納得しました。

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渋谷横丁について、飲食店オーナーに聞いてみた

お疲れ様でした。

渋谷横丁はどう思いますか?と、蔵前で2店舗飲食店を出しているオーナーさんに質問してみた。

結論、いいと思うとのことでした。楽しい空間だから。

ぼくは、そういう大衆にうける場と、個人店のバランスが大事だと思いつつも、やっぱり10年〜20年後を想像したときに何が残るかって視点も大事にしたいなと思いました。

安くて大量のお酒を鍋に入れて飲むスタイルは確かに一度やってみたいし、素

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才能がない人が生き残る道

ゼロイチで何かを作ることは向いていないと、ここ数年感じる場面が増えてきた。才能はないと思います。

ただ、他者の人間関係のバランスを取ったり、なにかを引継いでそれを大きくしたり残すことは向いている気がする。

才能ある人たちの近くにいることも多い。ポジショニングが上手いとでも言うんでしょうか。

何かの本で読んだんですが、才能がない人が生き残る道は、才能がある人の近くにいることです、と聞いたことが

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やりたいお店のメモ

無理な拡大はせず、自分にとって適切な大きさの利益をちゃんと出し、その土地の方々に世代を超えて愛してもらう。これが究極の目標。口で言うのは簡単ですね。

大変なことが続く世の中で誰しも色んなことがあるけど、それでもだれかと乾杯できる場所があってもいいんじゃないかと思います。

それが、飲食店をやる理由のひとつです。