大学3年生 夏休み

「大学3年の夏休み、何すんの?」と聞かれたら、ひたすら音楽聴いて、ひたすら酒を飲んで酔っ払ってたい。って答える。

こう書くと、まだ20歳なのにただのおっさんでほんとうにだらしないんだけど、うそひとつないマジ本音なのよ。それ以外でなにか自分が動くとすればそれは「将来、役に立ちそうな何か」で、たとえば海外英語留学だとか企業インターンだとかそういった類のこと。

でもまぁ、基本的にだらしのないいい加減な男なので、そういったものに今はあまり興味が湧かず、やる気も起きない。

2017年上半期をふりかえって、本当に良かったと思えたことは栃木へひとりでふらふらと旅行に行ったことだ。

「ひとり旅」といえるほどかっこいいもんじゃない。とりあえず「旅行に行く!」とみんなに言っちゃったもんだから意地でも行ってやろうとおもって、昼過ぎ14時に鬼怒川行きの電車に乗り、ビールを飲みながらしばらく景色をぼーっと眺めてた。到着10分前に行きたいスポットを決めるためにスマホを開き、「相田みつを美術館」と温泉だけ決定したところで駅に着いてしまった。相田みつを美術館へ向かうタクシーの中で「このへんにご飯屋さんはありますかね?」と運転手さんに尋ねると「ここくらいかな。」と怪しげなぼろい居酒屋を紹介されて「あああ…わかりました…。ありがとうございます……。」といってさよならした。

相田みつを美術館はすんごく小さかったけど、BGMもなくすごく静かで1時間くらい過ごしたなぁ。帰りに気に入った色紙を1枚買った。

そのあとは古い温泉にはいって、ちょうど日が沈み始めた。

帰りは駅まで30分くらいの距離を歩くことにし、やたらと多い廃墟をiPhoneで撮りながら進んで行くと「足湯カフェ」をたまたま見つけた。

そこで足を熱めの湯に浸けながら飲んだ鬼怒川温泉ビールは、ほんとうに美味しかった。最高……と独りごちてしまったくらい、よかった。日もだいぶ沈んで来たところで、足湯を後にして駅に向かう。

夕方18:00頃に30分歩くとやっぱりお腹は空くもんで、駅の近くで見つけた料理屋でメシを済ませることにした。

そこで食べた白くて長細い天ぷらが美味すぎて思わず「これ何ですか?」と女将さんに聞いたら、ウドでした。ウド最高すね。(後日東京の国分寺にふらふらいった時に市場でたまたまウドが売られてて即買い。彼女と天ぷらにして食べました。)

そんな何も目的がなかった小旅行だったけど、終わってみればなんとも言えない充実感に包まれて幸せだったのよ。だから、この夏も目的なんかとくに意識しないで、ふらっとどこかにいって、酒を飲むことにする。


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東京

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