創作のお悩み(アドバイスください

 ちょっといくつか創作に関する悩みをつらつらと。
 興味のない方は飛ばしていただければいいし、読んでもいいよという方は、アドバイスがあれば教えていただけると助かります。

 簡単に言うと、「読むのも書くのも下手なのに短編小説かショートショートを書きたい。そのうえ、書きたい何かは多分あるんだけど、それが何なのかは自分でもわからない」ということです。
 「読むのが下手」というのは、前にも書いたことがあるんですが、要するに集中して読みすぎるんですね。自分の参考にしようと思って読むのですが、もともとストーリーにあまり興味がなく、かつ文体に集中して読むので、読むのがめちゃくちゃ遅い。結果として、10%くらい読んだところで疲れちゃう。例外として、美術作品とマンガは普通に読め(鑑賞でき)ます。これは、たぶん数をこなした経験値があるからでしょう。文字媒体を読むのもそこまで経験値を積めればいいのですが、なかなかそこまで行かない。俳句・短歌・詩とか確実に読み終わるものを読むべきなのでしょうか……。

 「書くのが下手」読むのが下手なのに書くのが上手いってことはないですよね。文体を練るためにはたくさん読んでたくさん書かないといけないわけですが、それができない。
私は平易でわかりやすい文体が好きなため、出来るだけシンプルな文体にしたい。
しかし、シンプルかつ独自の文体とは……?
 まあ、「シンプルかつ独自の文体」がどんなものにせよ百本くらい書けばそれに近づけるかもしれない。

 で、次のお悩み。「書きたいものはあるけど、それが何かわからない」。
夢(夜眠ってるときにみるあれ)では、たまーにストーリー展開が早くてでハラハラするような夢をみるんですけどね。目覚めるともう何書いたらいいのかわかんない……。私の中で「キャラクターとキャラクターは出会った時に性格が決まるもの」なんですよね。同じ人でもいつ誰とどんなふうに会っているかで態度が変わるように、出会いがあってからキャラクターが生まれていく気がする。なので、先にキャラ立てして話を作るって手法が上手くつかいこなせないんです。(これはテーブルトークRPGをやってる時でさえそうです)。
 そして普通の生活が好きなんですけど、自分の体験から来る普通の生活は書く気にならないんですね。もちろん日常生活でもいろんな小さな出来事が起きて、私はその度に考えたりするんですけど、それは書いて世に知らせるべきほどのこととは思えない。
 ミクロがマクロに繋がるような話(個人的なことが政治的ことであるような話)が書ければいいんですけど……。自分が鑑賞者の時は本当の日常雑記より日常と社会構造が繋がるような話の方が好きなので……。

 で、そこまで書けないんだったら、もう小説とかショートショートは辞めて、詩とか俳句とか短歌とかゲームポエム(ロールプレイングポエム)どうだろうと思ったこともあるのです。
でも、なぜか「短編小説かショートショートが描きたい」という思いが消えないんですよ……。他のジャンルをやっても戻ってきちゃう……。
 テーブルトークRPGやってて思うのは、それがナラティブ型であろうとなかろうと、みんな『お話』が好きなんですよね。なんなら途中で話に辻褄が合わない箇所があったり、下手したら話が破綻しても構わないくらい流れていくストーリーが好き。実際、私もTRPGやってる時はそういうのを楽しみますし。
 でも、小説とRPGは別の表現形態だし、私がやりたいのはRPG的なものを文章に起こす作業とは違うと思うし……。

そこで、「いったい今の私に何ができるんだろうなぁ」と思って始めたのがショートショートか短編小説の書き写し。ただ、これは小説の精読に近いものがあるので疲れちゃうんですよね。今は少し休んで、本をゆっくりながら読むのと交互に行なっている感じです。

 最近の創作のお悩みはそんな感じです。どなたかアドバイスあればいただけると助かります。おわり。

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