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ひな祭りの離乳食・幼児食。

離乳食のスタートについて書く前に。
今度の日曜日3月3日は、"ひな祭り"ということで、
周りのママさん達から、どういうものを作るのか聞かれることが
ありましたので、今回は、ひな祭りの離乳食についてです。
(いきなり、番外編ですみません。。。)

離乳食の初期・中期・後期、どの時期にひな祭りがやってくるかによって、
メニューの内容も変わってきますが、
娘の初めてのひな祭りは、生後約10ヶ月。2度目は、約1歳10ヶ月。
離乳食後期幼児食のタイミングでした。

まず、生後約10ヶ月の離乳食後期のときがこちら。

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【初節句御祝膳の離乳食】
ちらし寿司風ご飯・・・ご飯は、酢飯ではなく白米。
 酢飯の代わりに、飯尾醸造の紅芋酢でカブを漬けて、
 刻んだもの(ピンクのもの)を上に散らしました。
 また、卵デビューをしていなかったので、
 錦糸卵ではなくカボチャを刻んだものをちらして。
 茹でたスナップエンドウとカブ、刻みのりを上にあしらいました。

ハマグリのお椀 ・・・地ハマグリと昆布でお出汁をとって、
 お野菜を刻んで軽くお出汁で火を通し、ひなあられ風に。
 黄人参・紫人参・カブ・スナップエンドウのお豆。

手づかみ食べひし餅・・・マッシュポテトを作り、
 緑は、ほうれん草をペーストにし、ピンクは、ビーツを茹でたものを
 一緒にマッシュして、伸ばして、重ねてひし形にカットしました。

菜花のお浸し風・・・パクチョイ菜花を茹でて、鰹節をまぶしたもの。

甘酒バナナ・・・カットしたバナナの上に、玄米甘酒をとろりとかけて、
 金箔をちょこっと乗せて。

ハマグリや昆布、鰹節の旨味、そして、野菜の甘味でいただく御祝膳。
塩などの調味料は使っていません。

ちらし寿司風ご飯のトッピングは、ピンセットで盛りつけ、
まるでミニチュアフードを作っている感覚で楽しみました☆
とはいえ、私は器用なタイプではないので、おひな様の顔などは
可愛く作れず。。。器用でなくても、それなりに見えるように
工夫しました(笑)

娘は、いつもと違うハレの日ご飯にニコニコしてくれて、
手づかみ食べの頃だったので、まず最初に、ひし餅を手で掴んで、
パクリと一口で。こういう瞬間がやはり嬉しいものです。

そして、一年後のおひな祭り幼児食がこちら。

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ちらし寿司風ごはん・・・蒸したカボチャを混ぜ込んだご飯と
 鯛を混ぜ込んだご飯を重ねて、上に錦糸卵とブロッコリー、
 飾り切りにした人参とカブ(どちらも蒸して。)、
 グリルした蓮根を乗せ、金箔をパラリ。

ベジささみバーグ・・・色々な野菜ときのこ、ささみのハンバーグ。
 このベジバーグは、この時期一番作っていたお料理。
    人参やホウレン草などの野菜ときのこ、ささみをフードプロセッサーで、
 ミンチにして焼いたもの。詳しいレシピはまた改めて。

プチトマト

ひなあられ風ブレンドビーンズ・・・カラフルなレンズマメを茹でて。

ベジポタージュスープ(写真にはないですが。)・・・鰹節のお出汁
 ベースに、玉ねぎ・人参・ジャガイモをコトコトにて、
 ミキサーでポタージュに。最後に豆乳を加えて完成。

ちらし寿司は、セルクルを使って(ない場合は、小さめのお茶碗やマグカップを使っても。)形を整えることで、それらしく(笑)見えます。
幼児食とはいえ、味付けはまだしておらず、素材の美味しさで勝負です。
また、普段はスティック状にカットして蒸していた野菜も、
飾り切りすることで、ハレの日らしさが出てきます。

毎日の家事・育児、1歳10ヶ月になるとさらに活発になり、
ワンオペ育児だと「ひな祭り・・・ご飯・・・どうしよう?!」
「ハマグリの準備も出来ていない!」という感じでしたが、
やはり、ひな祭りは特別な日!
無理なく、でも、美味しく、華やかに見えるように、
ワンプレートで盛りつけること
お花の抜き型を使うこと
彩り を意識して、御祝いプレートにしました。
もちろん、この時期は一食一食の栄養も大切なので、
出来るだけ、色々な食材を使って。

そして、作ったご飯を美味しそうに、楽しそうに食べる娘の姿を見ると、
何より幸せなエネルギーをもらえます。

子どもに、災いがふりかからず、健やかに成長することを願って。
美味しく、楽しいひな祭りとなりますように☆

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                                                                            齊藤美絵 www.saitomie.com

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