見出し画像

【ダメ。ゼッタイ。】風邪薬に偽りの幸せを求めてしまう若者たち|薬物依存|多幸感

ぷよーー( ^ω^ )

汗かき薬剤師saitorioと申します。

せき止め薬の乱用が10代で急増背景に多幸感得られるとのネット情報かhttps://news.livedoor.com/article/detail/17087616/

という、ネット記事の先日咳止めの適正使用について、記載された件をうけて僕が思うところと薬物乱用防止の観点から解説したいと思います。

参考になれば幸いです^^

🔻YouTubeはこちら🔻

それでは・・レッツゴー( ゚Д゚)!!!

ネット記事の内容

市販のせき止め薬や風邪薬などの乱用が、10代の間で急増しているという
2018年に薬物依存などで治療を受けた10代患者の4割以上が乱用していたそう。多幸感が得られるといったネット情報が出ていることが背景にあるとみられる。

市販薬で販売されている咳止めや風邪薬を本来の目的の使用ではなく、「多幸感」を得るために使っているって内容でした。

こういった方々は、一回に多量に使うことで多幸感を得ようとしてるので、適正使用の範囲内であれば「危ない」ことはないです。

❑Point
市販の風邪薬を大量に服用して、薬物依存などで治療を受けた10代患者の4割以上いる。


画像1

風邪薬の乱用は昔からある。

この問題は、実は以前からありました。

僕が薬学生のときには、カリキュラムの一環で病院や薬局で長期実習があります。

その時にドラッグストアで実習の時に、担当の先生から「たまに咳止めとか風邪薬を大量に買っていく人がいる」って聞いたことがありました。

その場面に出合ったらどうするのか質問したところ、丁寧に聞き取りをして正当な理由なら販売するけど、ちょっとおかしいなって感じたら必要以上は販売しないとかの対応を実際されてたそうです。

なぜなら、本来は風邪薬は大量に必要になることが考えづらいからです。

風邪の症状自体は短期間で治まるものであるため、長期間に必要になるのかは考えられにくいし、別の用途で使いたいという誤った認識かも知れないからということでした。

私が勤務しているのは、処方箋をメインで扱う調剤薬局なのでもともと風邪薬をお買い求めになる人が少ないのもあって、まだ風邪薬を大量に買われる人に出会ったことはないです。

❑Point
ネット記事で取り上げられる以前から、風邪薬の不適切使用者は存在していた。


画像2

多幸感

今回、テーマとしてる「多幸感」って聞いたことはあるでしょうか?

多幸感とは、ぼーとする感じで快楽に似た感情の事を指します。

別の表現だと、ランナーズハイのようなニュアンスだと思います。

この、ぼーとする感覚がクセになって継続するうちに薬物依存になっているケースが10代の若者で多発している状況です。

多幸感を起こす物質例は、オピオイド(麻薬性鎮痛薬)ではモルヒネ、ヘロイン、コデイン、大麻などを含む鎮痛麻薬に多い。

今回の例だと、良く風邪薬に入っているのは咳止めとして、ジヒドロコデインリン酸塩やメチルエフェドリン塩酸塩が該当します。

❑Point
多幸感とは、ランナーズハイに似た頭がぼーとする感じで快楽に似た感情のことです。これによって疑似的に幸せを得ようとしている。


画像3

風邪薬は危ない?

こういった記事が出るとやっぱり薬って怖いとか言われるけど、実際はそうではないです。

なので、大事なのは薬の成分がどうこうではなく、適正に使用する範囲内であれば咳が治まるし、楽になるはずです。

風邪薬事体に問題がある訳でなくて、他にあるところに注目したい。

今回の記事で分かったことは、人の健康に悪影響を及ぼすネット情報についてこれからはその発信者に責任が問われることになる。

また、今の社会の10代の子たちが「死にたい」など思い、生きづらいと感じてることに問題の背景があると思います。

❑Point
風邪薬を適正の範囲内であれば、依存等の副作用が起こることは少ない。
問題なのは誤った情報を発信することと、生きづらいと思われている社会かも知れません。


買うときに注意すること


でも、やっぱり咳出てるけど薬使いたくないって場合は、ジヒドロコデインリン酸塩やメチルエフェドリン塩酸塩が入ってない風邪薬を選ぶと良いでしょう。

あと、商品によっては12歳未満や15歳未満の方で買えない薬もあるので店頭のスタッフに相談すると良いでしょう。

私が一番やって欲しくないのは、あなたが咳を我慢して苦しい思いをすることですよ。

画像6

まとめ


市販の風邪薬を大量に服用して、薬物依存などで治療を受けた10代患者の4割以上いる。

ネット記事で取り上げられる以前から、風邪薬の不適切使用者は存在していた。

多幸感とは、ランナーズハイに似た頭がぼーとする感じで快楽に似た感情のことです。これによって疑似的に幸せを得ようとしている。

風邪薬を適正の範囲内であれば、依存等の副作用が起こることは少ない。

問題なのは誤った情報を発信することと、生きづらいと思われている社会かも知れません。

でした(*'▽')

最後まで見て頂きましてありがとうございます。

その他健康に関する情報を発信をしてますので、そちらも是非ご覧くださいね!!

皆さんの健康に繋がれば幸いです☺

今回の内容はYouTubeでも解説してますので併せて見て頂けると

より深く理解できると思います。↓↓

🔻YouTubeはこちら🔻

🔻Twitterはこちら🔻

🔻汗かき薬剤師による健康相談ブログ🔻

🔻参考URL🔻


派遣薬剤師|多汗症|人前が苦手|あがり症|使命→病気になって後悔される患者が大勢いることに気づく|健康な今からあなたの疾病予防に努めようとYouTubeやtwitterで(https://twitter.com/saitorio3)で健康情報を発信中|ゲームは嗜む程度