水民マガジン 水泳 2サイクルと4サイクル クロール 背泳ぎ

けっこう上手く泳いでいる人でも 2サイクルの人がほとんどである
いきなり 私的な造語(2サイクルの事)で話しを始めて恐縮だが この言葉は バイクなどのエンジンに使われる用語で 最近では2ストロークエンジン とかいう使われ方をするらしい
しかし 泳ぎの動作のストロークと混乱してしまうので 2サイクルとか4サイクルで使いたいと思う
要するに 水泳のクロール 背泳ぎのストロークを観察するに 1回腕を回す(右と左)間に 2つのプロセスがあるのか 4つのプロセスがあるのかの違いである
わたしは クロール 背泳ぎは 4つのフェイズ(プロセス)に分けられる と思う
① プル
② プッシュ
③ リカバリー
④ エントリー

クロール 背泳ぎは サイドからサイドへの切り返し動作がベースになるので 体を傾けた時のオープンサイドも
① R(右オープン)
② R⇒L
③ L(左オープン)
④ L⇒R
と 4つのフェイズになる

これらストロークとオープンサイドの4つのフェイズが 上手く組み合わさって 4サイクルの泳ぎになる 
2サイクルだと プル プッシュが ほとんどメリハリなく連続的に行われ リカバリー エントリーの局面では 推進力を生まないので 右腕の推進力 左腕の推進力が交互に 断続的に生み出される事になる
4サイクルだと プル(引き動作) プッシュ(押し動作) エントリー(重心移動) と 3つの推進局面があり それが交互に繰り返されるので 推進局面に断絶がない
トップスイマーのほとんどは 4サイクルで泳いでいると思う





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