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令和のプロフェッショナル

こんにちは。

採用に関わる仕事をやっていて、たまに学生から難しい質問を受けることがあります。今日はそんな中から「入社後のキャリプランについて教えてください」という内容について書くことにします。

もちろん会社説明会などではこれに備え事前の準備もしてますし、その質問の意図だって分かっておりますので外すことはありません。正直これについては「あなた次第」というところでもあるので、聞かれる質問に答えているというところでは50/50の回答になっている感覚です。

そもそも、なりたい自分になるために奮闘努力することはとてもエキサイティングなことであるし、その挑戦そのものが個人の成長に繋がっているというところなので、誰かが決めた誰か基準のキャリアプランというものは、あなたにとって物足りないかまたは、窮屈だったりするものなんじゃないかというのがリアルなところです。

ここ2年程とあるプロジェクトを通しご一緒している大工さんとお話しした際に聞いた話がとても印象的で心に残っています。

「数年前からホームページの改修をしているのですが、その全てのライティングを自分でおこなっています」という話でした。

彼曰く、「令和の大工は、ライティングもやる」。この言葉が彼のキャリプランを示すそのものだと感じたのでした。

本業は大工なのであるわけですから、当然ながら顧客の要望に合わせていい建物を建てるというのが求められていることであるのと同時に、これだけを追求していこうとすれば発展はそこで終わりです。つもりこれはパラドックスであることを意味しています。大工という仕事はその中の重要な役割(仕事)の中の一つに過ぎない。そんな説明でもあったように思えてなりません。

キャリアプランを考えのであれば、目的にあった働き方を通しあらゆる領域の仕事にチャレンジしかつ、職能を磨いて強化をしていく…その先にきっと本当の「キャリアプラン」というものが存在しているのだと思います。

そういう意味ではやはり自分の枠に捉われず、時には外に出ていろいろな分野のプロたちと一緒に汗をかき仕事をするのもとてもよいキャリアプランの一つであると実感します。

組織が副業を容認するメリットはあるのか?というと、正直無いと思うという考えは少しこれで改めなければならない。いまはそう思ってきています。





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