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新しいメガネブランド SEVEN DAYS OPTIC に込めた想い

こんにちは。

(2019年10月加筆) この記事は2018年当時、私がOWNDAYSに勤めていた時の制作記事となっております。

2018年10月、タイのバンコクにSEVEN DAYS OPTICという新しいメガネブランドを立ち上げました。

私にとって、SEVEN DAYS OPTICの立ち上げは、初めて自分でゼロから立ち上げたブランドとなりました。そこで、この経験を通して学んだことを、これから少しずつnoteにつづっていきたいと思います。

1回目となる本記事では、ブランドが生まれた経緯と、ブランドに込められた想いを中心にまとめます。

目次
・プロジェクトのはじまり
・ブランドコンセプト
・ブランド名に込められた想い

・ブランドロゴに込め
られた想い
・おわりに

プロジェクトのはじまり

すでにタイでたくさんの店舗を出しているOWNDAYS(オンデーズ)が、新しいブランドを作った目的は、オンデーズ代表 田中のTwitterにある通り、「OWNDAYSのライバルとなるブランドを自分たちで作るため」です。

そもそも、私がオンデーズに入社したのは、2018年の1月。
入社して3ヶ月ほど経った頃に、社長から直々に今回のプロジェクトのお話をいただき、二つ返事で「引き受けさせてください。」という意思を伝えました。

「自分でゼロからブランドを立ち上げる」ことがひとつの大きな目標だった私にとって、今回アサインされた意味をしっかり受け止めて形にするための大切な半年間がスタートしました。

そのようにして集まった8人の小さなライングループから、SEVEN DAYS OPTICのプロジェクトはスタートしました。

ブランドコンセプト

新しいブランドを作るにあたって注意しなければならなかったことは、「ただOWNDAYSを安くしただけのメガネ屋さんにならない」ことです。
それはつまり、「OWNDAYSとは別の、明確なビジョンとポリシーのもとブランドを成り立たせること」を意味します。

一度成功したルートを辿ることをせず、新しい売り出し方・ブランドとしての魅せ方を模索する必要があります。

そこで、私たちはブランドの中長期的なミッションおよび、ブランドの軸となるキーワードを設定することからはじめました。

・Minimal ミニマル
・Cool クール
・Disruptive 破壊的

OWNDAYSでの数多くの知見・経験があるからこそ削れる要素があり、破壊的なアプローチが出来る。そういった想いを持ってこれらのキーワードは選ばれました。

ブランド名に込められた想い

ブランド名「SEVEN DAYS OPTIC」は、みんなでいくつも案を出した中から、商品部のティラポンの案が採用されました。

ブランド名には、その日の気分やTPOに合わせて装いを変えるように、メガネもファッションとして楽しんで欲しいという想いが込められています。

また、ブランド名をシンプルで親しみやすい名前にすることで、世界中の人々に慣れ親しんでもらうことへの願いも込めています。

また、これはOWNDAYSのミッションとも重複しますが、
「●●のメガネを持っている」
ではなく、
「SEVEN DAYSを持っている」
と、固有名詞で「おしゃれなメガネ」を表せるブランドとして成長していくことが、私たちのこれからのミッションです。

ブランドロゴに込められた想い

そんなSEVEN DAYS OPTICのロゴは、上記にあげたブランド価値を元に、以下の3つのことをポイントとして構築されました。

① 汎用性が高いこと
② シンプルであること
③ これまでにないメガネブランドとしての存在をロゴで表現すること

本記事では、具体的なロゴの制作プロセスは割愛しますが、
上記のポイントを踏まえ、最終的に出来上がったロゴがこちらです。

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今回は、ロゴのモチーフで「これまでにないメガネブランドとしての存在をロゴで表現する」という想いを込めています。

こちらの7つの円で作られたモチーフは「サイコロの7の目」をイメージして作られています。一般的なサイコロは1〜6までの目によって作られています。そんな中、私たちはこれから、サイコロの7の目のように、これまで皆が存在しないと思っていたブランドとして多くの方から親しまれるブランドを目指して行きます。

それぞれの円が全く別のシーンに寄り添う一つ一つのコレクションであると同時に、7つ揃った時にブランド価値が全く新しいものとして社会に存在し続けること。
それこそ、SEVEN DAYS OPTICのミッションであり、ブランドを表すモチーフに沿っていると考えました。

おわりに

今回は、ブランド立ち上げの経緯から、ネーミングやブランドロゴに込めた想いを紹介させていただきました。

新ブランド立ち上げのブランディングに携わり、一つ一つの意思決定やブランドコンセプトを言葉やビジュアルに落とし込んでゆく経緯のなかで、たくさんの学びを得ることができました。

中でも、ブランド立ち上げのノウハウだけでなく、数多くの人々の想いと仕事が集約して、ようやくひとつのお店が生まれるという、言葉にすれば当たり前なことを肌で学ぶことが出来たことはとても貴重な経験だと感じています。

今、こうしてSEVEN DAYS OPTICの一号店がしっかりオープンしているのは、他でもないOWNDAYSスタッフみなさまに支えていただいたこと、OWNDAYSの知識と経験の集約だと感じています。
力をかしていただいたみなさま、この場をお借りして有難うございました。

また、今後は、ロゴ制作のより具体的なプロセスや、メインビジュアルの制作プロジェクトについてなども記事にまとめていきたいと考えています。

読んでいただき、有難うございました。

記事を読んでいただきありがとうございます。個人的な情報を含まない記事は全て無料で公開しているので、気に入って頂けたらサポートしてくれると大変励みになります:)