洋食おがたさんのスペシャリテと言えば「ハンバーグ」ですが、あか牛と走る豚で作るハンバーグが本当においしくて。

あか牛は枯らして水分を散らしてミンチに、走る豚は脱水作業をしたものを塊で。一般的に挽き材は、すき焼きや焼肉など商品化した残りの端材やスネなどを使うことが大半です。

スーパーだと、挽き材用の安価な肉を仕入れていると思いますが、特にディスカウントスーパーで見かける脂だらけの白い牛ミンチ、いったい何を挽いているのか。どんな肉を挽いているのか。原型を見たら驚くんじゃないかな。

さて、先日のコラボ会では、おがたさんのハンバーグをベースに宮本さんがアレンジしたものがでてきました。ソースはいつものおがたさんのものでしたが、走る豚が多めだったこともあり、ソースのニュアンスも違っていて、これはこれでおいしくて。

走る豚の生産者、武藤さんが嬉しそうな顔して食べているのが印象的でした。小さなハンバーグですが、そこにいったいどれだけの人が関わっているのか。だからこそ、ミンチと言えども、僕はこだわりたい。