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12月9日投稿分

おはようございます。
サカエヤ店長の楠本です。

昨日、一昨日とお休みをいただいておりました。休み明けの本日、木曜日は朝10時から営業しております。

肉屋でもっとも忙しい年末年始がもうすぐ目の前です。楽しみ半分緊張半分で、とにかく休みの日も気持ちが落ち着きません。年末は肉屋にとって1年間の集大成です。一生懸命頑張りますのでどうぞ宜しくお願い致します。

さて、先日12月3日には、今年最後のジビーフが入荷してきました。今回も2頭の入荷です。

一度だけ子供を産んだお母さん牛「まちこ」さん(59ヶ月齢)と、去勢の「けんじ」(30ヶ月齢)です。

日本の牛の平均的な肥育期間(牛が生まれてから出荷するまで)は28〜30ヶ月齢ですが、西川奈緒子さん(ジビーフの生産者)と店主の間では、今回の「まちこさん」くらいの月齢(60ヶ月前後)がジビーフにはちょうど良いのではないかと、相談しながら飼育日数を決めたそうです。

※ちなみに、フランスでは60〜80ヶ月齢(5〜7歳くらい)の経産牛が、高品質で美味しいお肉とされています。

実際にジビーフで理想の月齢(60ヶ月齢以上)を行うと、経営規模も大幅に膨らむので、土地や人手の面で、簡単には実現できないのですが、今回の「まちこ」さんは2産目以降の妊娠が確認できず、結果的に理想の月齢でお肉になってくれたのです。

確かに、これまで見てきたのジビーフの経産(お母さん牛)とは明らかに肉質が違い、引き締まっていて肉付きも素晴らしいです。

写真は、「まちこ」さんのブリスケ(前バラ)をスライスした、

「ジビーフ切り落とし」です。

小豆色の赤身に、少し黄色がかった脂はまちこさんが生きてきた証です。ロースはしばらく熟成をかけ、熟成に向かないバラなどの部位は本日より商品化して販売しております。

今回のジビーフも、ありがたいことにほとんどの部位がすでに取引先様から沢山のご予約をいただいております。

店頭でも販売しておりますので、是非お試しくださいませ。

それでは、12月の2週めも気合を入れて営業しておりますので、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

#サカエヤ
#ジビーフ

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