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日本の未来のGDP推移を「超テキトーに」予測してみた話

前回、前々回と、アメリカ、EU、中国、日本などの名目GDPの円グラフや折れ線グラフをつくって、日本の経済規模の過去と現在の比較とか推移とかを見てみたら、その凋落ぶりに愕然としちゃったよ…みたいなことを書いてきたわけだけれど。

↓ あ、ちなみに、これ前回の記事ね。

「じゃあ将来はどうなんのよ?」っていう疑問がわいたので、今回は、前回出した過去30年くらいの実績データからつくった人口と名目GDPの折れ線グラフをもとにして、未来の予測を「超テキトーに(笑)」立ててみたいと思います。

■未来を(超テキトーに)予測してみよう!

で、一体どーやって未来の予測をするの?って話なんだけど、専門家じゃないから、そんな精緻な予測が立てられるハズもなく…ていうか、経済の世界って、専門家ですら、予測が外れるのが日常茶飯事って感じじゃない?って思うので、ここは素人らしく「エイヤッ!」とめっちゃ大胆に行ってみようと思います(笑)

未来の人口やGDPに影響を与える要素って実際には沢山あるはずだけど、私の超よわよわなオツムちゃんじゃ、そんなのぜんぶ考慮できるわけないので、ホントに単純に、過去の人口と名目GDPの実績データだけから無理やり予測値を出してみます(ほんとムリヤリ…)。

■3パターンの予測値

というわけで、とりあえず3パターンほどつくってみました。
 
①グラフの線形近似
過去約30年間くらいのデータをもとに、線の傾き(と切片)を割り出して、予測値はその直線上になるでしょうっていう考え方ね。

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下記のサイトを参考に、つくらせていただきました。

②直近トレンドがそのまま継続
直近の傾向がそのまま続くとしたら…っていう前提で、直近4年間の人口とGDPの伸びをもとにして算出してみました。トレンドっていうと、現在に最も近い実績が一番重みがあって、過去へ行くにつれて軽くなると思うので、「1年前(40%)+2年前(30%)+3年前(20%)+4年前(10%)=100%」ってなるように重みづけを変えてつくってます。

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③10年周期くらいで同じ動きを繰り返す
景気循環ってわけじゃないけど、今後も10年周期くらいで過去と同じような動きを繰り返すんじゃないか?っていう考え方をもとに作成してみました。っていうか、過去の推移と全く同じものを直近の実績に乗せてってるだけ。我ながら、かなり乱暴なやり方です…(笑)

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私の頭じゃこんな程度しか思いつかなかったので、もっと良い方法があったら、教えていただけたら…ていうか、もう代わりに作ってくれたら嬉しいです(笑)
 
ちなみに、2018年くらいのところに縦に赤線がズバッと引いてあるのが「イマココ」って意味で、右側が薄くグレーになってるのは、未来の超テキトーな予測値だから、そんなもん、実際どうなるかなんて誰にもわかんないもんねーって意思表示です(笑)

■何はともあれ、まずは人口から…

まぁ予測の精度については、いろいろ異論もあるでしょうけど、それ言い出したら話が進まないので、一旦目をつむっていただくとして…(笑)
 
…目、つむった?
 
それじゃ、まー早速、つくったグラフを、まずは人口から見ていきましょうか…(^_^;

■インドと中国の人口が逆転!!

まず人口からですけど、これはやっぱり特筆すべきはインドでしょ!
3パターンのどの予測においても同じだけど、今の傾向が続いたら、2030年くらいまでには、インドと中国の人口は間違いなく逆転すると思われます。

しかも中国は一人っ子政策の影響で若年人口が少ないので、日本みたいに少子高齢化がこれからどんどん進んでくのに対して、インドは典型的な発展途上国のピラミッド型人口構成で若年人口が多いので(まぁ近年は出生率もやや減少してるみたいだけど)、人口規模で世界一になるのみならず、若い人達がいっぱいいるから、消費もより活発化して市場としてのプレゼンス(存在感)も高まっていくのではないでしょーか!

インドと中国の人口構成については、こちらのサイトがわかりやすいかも。

■EUはどうなるんでしょうね…。

そしてEUは、イギリスの離脱を考慮に入れなければ長期的には微増なのですが、まぁ合意の有無は別として離脱はするんでしょうから、そうなると一気に6,600万人くらい人口が減ることに…。

新たな加入があれば別ですけどね。例えば、以前加入が取り沙汰されてたトルコとか。もしトルコが加入すれば、8,200万人くらい人口が増えるので相殺されて微増くらいにはなりますけど、トルコってヨーロッパじゃなくてアジアなんじゃないの?っていう気もするし、今すぐ加入どうこうっていう動きもなさそうですよねぇ。それにトルコの経済規模はイギリスの1/4程度しかないので、GDPの面でいくと、イギリスの穴を埋めるには完全に力不足ですよね…。

■アメリカもね…。

あと、アメリカは、トランプの移民政策が今後どうなっていくのかにもよるのでしょうけど、仮に今までの傾向が続くとするならば、人口は順調に増えて、2040年頃には3億7000万人~3億9000万人程度にはなっているのではないでしょうか?

■日本は、間違いなく人口減少でしょ!

で、まぁ、日本ですよね…。この予測値だと、過去の傾向も考慮されてるのであんまり減ってないのですけど、実際には間違いなく、もっと減ってくでしょうね。内閣府の推計なんかによると、2040年代後半には、1億人割れするって見積もられてるみたいですし…。

人口減もそうだけど、高齢化の進展はもっと深刻で、日本はほんと、ジジババばっかしの国になってくんだろーな…。

まぁでも、労働人口の減少がもっともっと進んで、どんどん人手不足になっていけば、ブラック企業は潰れるし、人手不足を補うための技術革新が次々に起きて、ホワイト企業が林立する技術大国みたいな感じになれば、経済発展のきっかけにもなるだろうし、より住みやすい社会になるような気もするんだけどね…移民で埋めちゃったら意味ないけど。

■で、肝心のGDP推移は・・?

と、思ったんだけど、えーと、なんか…また長くなっちゃってんだけど…。やっぱその、あんまり長いと読む気失せるよね?ね?

なんかもーここまで読んでくれて、ホントありがとね(笑)というわけで、今回は、一旦ここまでで。さらに続くことにしちゃいます…!!

~ See you next 投稿(さらに、またかい…)~

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