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吟遊詩人の妖精譚ライブにボッチ参戦してきた話

吟遊詩人:高畑吉男さんによる妖精譚ライブ@Once upon a time にボッチ参戦してきました!
結論。ぼっち全然OK!! 迷っているなら行くべし!

妖精譚ライブとは

高畑吉男氏による妖精譚を聞きながらお食事を楽しむライブイベント。
千葉県船橋市の中世北欧風居酒屋カフェOnce upon a timeを中心に各地で行われています。
チケットはネット予約で申込開始が夜の21時、翌午前中には満席になる人気イベント。
主催はコストマリー事務局。

ぼっち参戦に至る経緯

Once upon a timeさんでは、以前貸切オフ会を開催させて頂いております(https://note.com/sakaimasato3816/n/n793f02183255)。
その折に聞いていた妖精譚ライブ、ずっと気になってはいたものの、ボッチだしなあ……と躊躇っている内にいつも満席になってしまっていたのです。
しかし今回、募集直前に相互さんと二人でOnceミニオフ会をしてほわほわ気分だったので、勢いで申し込んでしまったのでした!

行くと決まれば気持ちはワクワク。
服を買い(外出着が無かった、マジでハイネックフリースと暖パン以外無かった)、ネイルチップを作り、使い捨てマスクも3D小顔マスクのベージュを買っちゃったり、気合い充分で参加してきました。
お供はとどぬいとロキぬい、チワトド&ハスカラオブジェ。いざ!

早めに到着

Once upon a time(千葉県船橋市 船橋駅から徒歩3分)

開場は 11:45 でしたが、方向音痴で迷子魔の私は余裕を持って30分前に到着。
お店の外もすっごく可愛い!
とりあえずお店の前で同伴のぬいちゃんズの記念撮影をします♡

その後、来年のDVD鑑賞オフ会に使う予定のカラオケ店の下見に行ったり、Twitterで到着しましたツイートをしたりしていたら11:40になっていたので、再びお店の前へ。
他にも妖精譚参加者と思われる方がお一人、その後も4~5人の方が来てお店の前で待機。

11:45、開場。
まず入口でお会計。クレジットカード決済OKだったのでカードで。
それから手指消毒をして、掌をかざして検温。

店内には既に高畑吉男氏がスタンバイし、ハープを爪弾いていらっしゃいました。
その姿があまりにもファンタジックで素敵だったので写真を撮っても良いかお伺いしたところ、快くOKを。ありがとうございます。

店の奥でハープをつまびく高畑吉男氏

席は、テーブル席とカウンター。今回はぼっち参戦なので憧れのカウンター席に座ります。一番乗りの特権で、最も高畑吉男氏に近い席を確保。
カウンターは席ごとに透明プレートで仕切られていて、そのプレートにドリンクメニューが書かれていました。

カウンターテーブル

さて、Once upon a timeさんでの妖精譚ライブはお食事ライブです。
今回は4800円のライブ代金の中にクリスマスプレートと1ドリンクがセットになっています。
開始時刻の前にまずはドリンクオーダー。
私が参加したのはランチタイムだったんですけど、……ミード(蜂蜜酒)、行っちゃおう!クリスマスだしね★
という事で、ミード(月花)をオーダー。

メニュー表は羊皮紙風のデザインでとっても可愛い!

Once upon a timeさんの店内はクリスマス仕様になっていて、とにかく可愛い♡
店内撮影についてはOKの旨事前に告知がされています(参加者の姿は映さないようにとの注意付き)。
幻想的で素敵な店内に、来場者は写真をパシャパシャ。
座っている人も撮影の邪魔にならないよう避けてくれたり、知らない人同士なのに心が通じ合ってしまう……♡
私はぬいちゃんを連れてきていたので、可愛いですねと言って下さった方がいて、少しだけ会話を交わしました。
あと、カウンター席だったので、オーナーとも少しだけご挨拶。
といっても皆馴れ馴れしい感じじゃなくて、適度に距離を置きつつ、無視するのではなくそっと存在を許容してくれるような、そんなやり取りです。
なにここ……めちゃめちゃ居心地いいんですけど……

妖精譚ライブスタート!

クリスマスプレートとドリンクが並び、12時過ぎ、妖精譚ライブスタート!
まずは司会の方のご挨拶。
直前にちょっとお話ししたんですけど、その時私のテンションが高かった為か、「お一人テンションの高い方がいらっしゃるようですが」と言われてしまいました、てへ。楽しみすぎて。

続いてオーナーによるお料理の説明です。一品ずつご説明頂きます……が、すいません、内容忘れました!
真ん中のだけ覚えてます、Once upon a timeスペシャリテ。ポテトで干し柿をくるんで、カカオをまぶしてあるの。めちゃめちゃ美味しかったです。
それと手前が確か鹿肉です。金色と銀色のバルサミコ酢が綺麗。
どのお料理もすごく美味しかったです!!!
華やかなプレートですが、見た目よりもお腹にたまるので、男の人が食べてちょうどいいくらいじゃないでしょうか。

クリスマスプレートと蜂蜜酒(月花)

ライブは、高畑氏のお話しを聞きながらそれぞれ食事をする形式。
高畑氏が爪弾いているのはアングロサクソンハープ。別名ヴァイキングハープとも言うそうです。
通常ハープというと三角形の物を想像するんですが、あれは下半身でしっかりホールドしないといけない楽器なのだそうで、語りべのお供としては不向きなのだそう。
このハープの柔らかい音が店内の雰囲気とマッチして、幻想的な空間を作り出します。

吟遊詩人ライブとは

簡単に説明すると、児童館や図書館などで小さい子ども向けに良く開催されている「お話し会」の、大人向けバージョンです。
高畑氏が、アイルランドを中心とした諸外国の、妖精に纏わる逸話や雑学を語り、そこから民話・妖精譚へと入っていきます。
雑学を語る時には参加者に向かって話しかけてくれ、参加者が反応を返すとちゃんと拾ってくれるので、なんというか、双方向性の一体感があります。
アイルランドの古い妖精譚だけではなく、そうした神話を元にしたゲームや漫画、大河ドラマなどの話題も組み込んでいるので親近感があって楽しい。
高畑氏の語りはちょっと茶目っ気があって、穏やかで明るいトーンの声がとても聞き取りやすい。

ただ、妖精譚……あまりファンタジックで可愛いお話しは無いのだそうです。ふふふ。

そんなこんなで1時間が過ぎた頃に、デザートが出てきます。そう、お食事内容はクリスマスプレートだけでは無かったのです。
そのタイミングでライブも休憩に。
10分間の休憩時間に、ドリンクの追加オーダーをするという進行でした。

私はこの時点でタルトとスペシャリテをまだ食べ終わっていなかったので、慌ててmgmg。
美味しかったけど、美味しかったけどー!
もっと時間配分してゆっくり味わいたかったー。

追加オーダーは、かなりの方がお酒をオーダーされていました。皆さん……ランチですよ……。
私もすっごく迷ったんですが、ミードって度数がかなり高くて、まだグラス半分残っているのに結構ふわふわしてきていたから、止めました。
ちなみにお水の方はおかわり自由で、とはいえライブ中にお水お願いするのは無理なので、この休憩の時につぎ直しして下さいました。ありがとうございます!

デザートプレート

デザートプレートは、ええと……
すいません、オーナーが説明して下さったんですが忘れました……
奥の林檎だけ覚えてます!林檎をスパイスワインとミードで煮込んで、蜂蜜を加えていたのだったと思います。すごく美味しかったです!
デザートもとっても美味しかった……というか、デザートだけで5種類ってすごくないですか?! 幸せ……

そんなこんなで後半。
まずは30分、前半と同じ形式で。
残り30分の時に一度話を切って、リクエストを募りました。

ここで一人の参加者さんが、フィン・マックールの小咄をリクエスト。
フィン・マックールというのはケルト神話に出てくるフィアナ騎士団の団長なのだそうですが、『Fate/Grand Order』に登場するランサーのサーヴァントでもあるそうです。
輝く金髪を持つ美しい男だったそうで、その話をして貰いました。

『Fate/Grand Order』は妖精譚に絡むキャラクターが多数出てくるのかな?
お好きな方は調べていってリクエストしてみてもいいかもしれません。

そうして時刻は14時05分。
お時間となり、お開きになりました。

が、その後も30分ほどは居ても良いという事で「店内を撮影したい方はどうぞ」とのお言葉に甘えて、またパシャリパシャリ。
そして!
店内にあったとある物を見つけて、高畑氏に持って頂き、撮影をさせて頂きました。
それがこれ!

撲殺できるくらい重いらしいです、この剣

店内はこの時点でもうすっかりクリスマスナイトモード。
「でも実はまだお昼の2時なんですよ」
「外に出ると健全な人達が太陽の下を歩いています」
「店内は暖かいですが外はすごく寒いのでご注意下さいね」

確かに外に出たらまだ太陽が明るくて、びっくりしました……
店内はミステリアスナイトな雰囲気だったのに。

なんだか魔法が解けたような不思議な気分になって、家路を辿ったのでした。夢のような2時間だった……。

あ、店内で撮らせて頂いたお写真は、この頁の最後に一覧で載せさせて頂きますね♡

妖精譚ライブイベント予定

さて、高畑吉男氏による妖精譚ライブですが、来年から定期開催になる予定だそうです。
次回は2023年1月29日、於 Once upon a time
テーマはインボルク(ケルト暦における春の到来を告げる日)
参加費:4800円
(妖精譚プレート+ドリンク+デザート、ライブチャージ込)
申込は2022/1/19(月)から受付開始。
あっという間に満席になってしまうので、Twitterアカウント(https://twitter.com/costmary_net)をフォローしておく事をお勧めします。

それでは最後にOnce upon a timeさんの2022年12月の店内のお写真を。
本当に素敵でした……

Once upon a time

Instagram:www.instagram.com/once.upon.a.time.cafe/
Twitter:https://twitter.com/hobbitoncafe


カウンター正面から厨房を
厨房の天井にはグラスが煌めいてきらきら
カウンター席の鴨居には素敵な時計とオブジェ
おや?壁に北欧神話の神様の武器が突き刺さっているみたい?
クリスマスリースの向こうに白いふくろうが
天井にもたくさんのオブジェがきらきら
妖精が飛び交うような幻想的な光の粒
窓から差し込む光、魔力を宿した仮面
クリスマスの可愛い飾り
ルーン文字と華やかな装飾具
剣と盾、中世北欧の騎士譚
棚の中には蜂蜜酒がぎっしり
シャンパンカラーのサンタさんと不思議な本と楽器が誘う別世界
雑貨も販売しています
素敵な素敵なファンタジーの世界から、現実の日本へ!

そんな感じで、素敵な素敵な妖精譚ライブは終了したのでした。
主催様、高畑様、Once upon a time様、ありがとうございました!

最後にランチメニュー表を。
美味しそう!
次はいつ来られるかな?楽しみです♡

次はいつ行けるかな♡(北関東民プチ遠征)

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