シェアードワールド小説とは何か

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2004年、今は亡き《SF-Japan》の特集解説として書いたもの。アメリカにおける一時期のなんでもかんでもシェアードワールド化の波はさすがにひいたものの、今でもペリー・ローダンは快調に巻を重ねているし、グイン・サーガも正篇を複数の作家が引き継いだし、海の向こうじゃロバート・B・パーカーのシリーズ3本はそれぞれ別々の作家が書き継いでるし、007に至っては作家が交代するたびに時代設定とかをいちいちリセットしつつも続いてる。何より『ワイルド・カード』シリーズは現役で継続中、というわけで、今でもこのまとめ記事は有用な気が。

 シェアードワールド小説という言葉が、アメリカのSF/ファンタジー小説界で使われるようになったのは、一九七九年、ロバート・アスプリンが友人たちと共に書き上げたThieve's World(盗賊世界)というアンソロジーが出版されてからである。
 The Encycropedia of Science Fiction(ジョン・クルート&ピーター・ニコルズ編)
によれば、シェアードワールド小説の基本的な特徴とは、
1.複数の作者による短篇が多数収録されたオリジナル・アンソロジーの形態で出版される。
2.「バイブル」と称される設定書(時代や舞台の設定、地図、登場人物、プロット、SFならばSF設定、ファンタジーならば魔法などの設定等々、その世界を構築する基本的な事柄が書かれている)が存在し、すべての物語はそこに記載された設定に従って書かれる。
3.アンソロジーの編者は、そのシリーズの基本設定「バイブル」を作り上げた人物(複数の場合あり)である。
の三つである。必ずしもこれらの条件すべてが必要というわけではなく、広い意味でとらえるならば、「シェアードワールド小説」とは、複数の作家が共通の舞台設定を基に別々に書いた複数の小説の「集合体」であると言えるだろう。
 もっとも、Thieve's Worldがこれらの条件を備えた最初の書物というわけではない。やはりThe Encycropedia of Science Fictionによれば、そもそも世界初のシェアードワールド小説は『新約聖書』であるという考え方もできるという。『新約聖書』というのは『旧約聖書』という文字通りの「バイブル」に基づいて、複数の筆者が新たな「物語」を書きついでいるのだから、立派なシェアードワールド小説だというのである。
 まあ、そこまでさかのぼるのは極論だとしても、シェアードワールド小説とは複数作家による共作の一形式であり、その源流がいわゆる「連作小説」や「リレー小説」と呼ばれる形式にあることはまちがいない。
 たとえば、ミステリの世界では本格推理の全盛期において、複数の推理作家による連作小説がいくつも書かれている。アガサ・クリスティらイギリスの作家たちによる『漂う提督』や、江戸川乱歩ら日本の作家たちによる『江川蘭子』や『綺形の天女』などといった作品が有名だろう。こういったリレー形式の推理小説の特徴は、作者間の話し合いが存在しないところにある。あくまでも、前の部分の作者が書いた物語を、次の作者がまったくの予備知識なしに受け止め、一つの物語としてつないでいくという、アクロバティックな共作なのである。
 これは非常にハードルの高い作業であり、はっきり言ってしまえば成功していると言い難い作品の方が多い。だが、その途中経過のスリリングさ、作家同士の腕の競い合いにこそ、連作ミステリのおもしろさがあるわけで、全体の完成度を重視しすぎるのは間違いかもしれない。
 リレー小説でありながら、作家同士が綿密に打合せをおこない、整合性と連続性の高い物語を作り上げるという、非常にシェアードワールド小説に近い連作小説も、実は一九六〇年代から存在している。それが世界最長の小説でもあるドイツのスペース・オペラ《宇宙英雄ローダン》シリーズだ。全体の構想を練るメインライターのもと、数人の作家が打合せをおこないつつ、毎週一本ずつ中篇を発表、二千話を突破して現在も継続中という途方もないスケールは、その量においては世界中のいかなる長篇小説をも寄せつけない。
 一方、アメリカにおいて「同一設定の物語を多人数で書く」というスタイルは、パルプ小説の勃興によって確立した。たとえば《ドク・サヴェジ》や《スパイダー》といったパルプ・ヒーローものや、そのパルプ雑誌に取って代わったペーパーバック小説のヒーローである《マフィアへの挑戦》や《デストロイヤー》といったシリーズものである。これらのシリーズは一人の作者名(たとえば、《ドク・サヴェジ》のケネス・ロブスンや、《マフィアへの挑戦》のドン・ペンドルトンなど)が表紙には書かれていたものの、その実態は大半のものが複数の作家によって交互に書かれていたのだった(このような共通の筆名を「ハウス・ネーム」と呼ぶ)。
 七〇年代以降、アメリカでは、こういう単一ヒーローものを複数作家で執筆するという素地の中から、現代的なシェアードワールド小説の萌芽が、映画やテレビといった他ジャンルとのメディアミックスとなってさらに発展を始めた。
 それが、すでに映画やテレビドラマとなっている作品の舞台設定や人物設定をそのまま使って、全く新しいエピソードを小説として書き上げるという方法、いわゆる二次[セカンダリー]ノベライゼーションである。
 二次[セカンダリー]ノベライゼーションの嚆矢と言われているのが、ジェイムズ・ブリッシュによる『二重人間スポック!』(1970)だ。これは、当時《スタートレック(宇宙大作戦)》のノベライズを書いていたブリッシュが、その設定をそのまま生かして書き上げた、シリーズの登場人物たちが活躍するオリジナルの長篇小説である。すでに《スタートレック》のテレビシリーズは終了してしまっており、その主人公たちの更なる活躍を待ち望んでいた熱烈なファンたちは、媒体こそ違えども、懐かしいキャラクターに再会できる二次[セカンダリー]ノベライゼーションの出現に大喜びした。そしてその後も、ファンの要望に応える形で《スタートレック》の二次[セカンダリー]ノベライゼーションは作者を変えながら少しずつ発行されていき、オリジナル・シリーズの映画化や新シリーズ(《新スタートレック》)のテレビ放送開始などに合わせて、八〇年代以降爆発的に出版点数を伸ばし、アメリカにおけるメディアミックス出版の基礎を作り上げた(なにしろ毎月数冊新刊が出版され続けているのだから、その総数はものすごい数になっている)。
 それに追随するように二次[セカンダリー]ノベライゼーションの世界を広げていったのが、ご存じジョージ・ルーカスの《スター・ウォーズ》である。《スター・ウォーズ》の第一作が引き起こしたSF映画ブームが、《スタートレック》の新作を生み、そこからさらに二次[セカンダリー]ノベライゼーションが拡大していったのだが、皮肉なことにこと二次[セカンダリー]ノベライゼーションに関しては、ハン・ソロ三部作や、アラン・ディーン・フォスターによる『帝国の逆襲』の続編といったものもあったものの、全体として《スター・ウォーズ》は《スタートレック》に一歩後れを取っていた。ところが、九〇年代以降、その遅れを取り戻すかのように、中堅どころのSF作家を起用して続々と新作小説を発表するようになり、今では《スタートレック》に次ぐ巨大なサブジャンルへと成長している。
 この二つのシリーズは、数百年以上もの独自の《未来史》を形成しており、空間的だけではなく時間的にもさまざまな広がりのある展開が可能なところに特徴がある。特に《スター・ウォーズ》の二次[セカンダリー]ノベライゼーションは、ともすれば番外編的な位置づけになりやすい他作品の二次[セカンダリー]ノベライゼーションと違って、映画で描かれた正編の隙間を埋めるように配置された正史の一部として作られているところが興味深い。
 アメリカでは、これら二大SFシリーズに触発され、様々なテレビドラマの二次[セカンダリー]ノベライゼーションが続々と出版されるようになっている。中でも《バフィー 恋する十字架》(聖少女バフィー)とそのスピンオフである《エンジェル》の二次[セカンダリー]ノベライゼーションは、爆発的に点数を伸ばし、《スタートレック》と《スター・ウォーズ》の二次[セカンダリー]ノベライゼーションが中堅SF作家たちの大きな収入源となったように、中堅ホラー作家たちに活躍の場を提供することとなった。
 このような、すでに存在する原作の舞台設定を利用して他の作家が新たな物語を書きついでいく手法は、映像作品だけでなく小説作品の世界にもすぐさま取り入れられるようになった。つまり、人気のあるシリーズ作品の新作や番外編を別の作家に書かせることで、シェアードワールド化をおこなおうという方法である。
 その中でももっとも有名なのが、アンドレ・ノートンの《ウィッチワールド》シリーズと、マリオン・ジマー・ブラッドレーの《ダーコーヴァー》シリーズの、他作家による作品群だ。
 このタイプのシェアードワールド小説も、二次[セカンダリー]ノベライゼーション同様八〇年代以降急激に数が増え、日本でも有名な作品だけでも、アン・マキャフリイの《歌う船》、ジェリー・パーネルの《ウォーワールド》(『神の目の小さな塵』や『宇宙の傭兵たち』と同じ世界)、ラリー・ニーヴンの《人類対クジン戦争[マン・クジン・ウォー]》(《ノウンスペース》シリーズの一時代)、同じくニーヴンの《ウォーロック》(『魔法の国が消えていく』の世界)、フレッド・セイバーヘーゲンの、《バーサーカー》、フィリップ・ホセ・ファーマーの《リバーワールド》、フリッツ・ライバーの《ファファード&グレイマウザー》、近作ではデイヴィッド・ウェーバーの《紅の勇者オナー・ハリントン》、さらには、アンドレ・ノートンの《太陽の女王号》や、ハリイ・ハリスンの『宇宙兵ブルース』といったかなり懐かしいタイトルなどが、別作家によるシェアード・ワールド化されている。
 もっとも、このようにオリジナルが存在するシリーズの場合、原著者が亡くなったあと、特定の個人が権利を引き継いで書きつないでいるものも多く(たとえば、スパイ小説だとイアン・フレミングの《007》シリーズをジョン・ガードナーらが引き継いでいる)、そういうものは多人数で同時に書いているというわけでもないので、シェアードワールドものというよりは、前述のハウスネーム制シリーズに実質は近いと考えるべきだろう。
 また、シャーロック・ホームズのように、パロディを含めて贋作が数多く出版されているキャラクターものも少数ではあるが存在する。しかし、これらは「それぞれは原典には忠実」であっても「互いの作品間における整合性がない」ので、全体で一つの作品世界を構築していないため、シェアードワールド小説とは言い難い。
 ちなみに、原典のあるシェアードワールド小説の原型とでもいうべきものに《クトゥルー神話》がある。これはH・P・ラヴクラフトのホラー小説を基に、一九三〇年代前後から他の作家たちが書きついでいったものだが、その成立が作家相互間の交流から生まれた自然発生的な側面が非常に強い点が、商業的な要請が大きい他のシェアードワールド小説とは大きく異なる特徴となっている。
 さて、八〇年代後半になって、こうした有名シリーズのシェアードワールド化の変形として登場したのが、俗に「冠シリーズ」などとも言われる、有名作家の原案を他の作家が小説化したという作品群だ。
 日本でも翻訳されたものに、フィリップ・ホセ・ファーマーの《ダンジョン・ワールド》、アイザック・アシモフの《ロボット・シティ》、ロジャー・ゼラズニイの《エーリアン・スピードウェイ》などがある。
 さらに有名シリーズのシェアードワールド化と冠シリーズの折衷形のようなシリーズも登場するようになった。たとえば、レイ・ブラッドベリのDinosaur Planetは、ブラッドベリの短篇「雷のような音」のラストで歴史が改変されてしまった世界を舞台に、恐竜から進化したは虫人類と人間とが時間改変戦争をおこなうという長篇シリーズだし、アーサー・C・クラークのVenus Primeは、太陽系内を舞台としたクラークの短篇六作を核にして、それらを共通の世界観を持った新たな長篇連作としてポール・プロイスが再構築している。
 さてそれでは、ここまで述べてきた様々な形態の共作・連作と、初めて「シェアードワールド小説」と銘打ったThieve's Worldとは何が大きく違ったのだろうか。つまり、狭い意味でのコアなシェアードワールド小説と、広い意味でのそれとはどこが違うのか。
 実は、それは最初に引用した三つの特徴にはないと筆者は考える。その答は別のもの、作家によるキャラクターの分担制というシステムにあったのだ。
 Thieve's Worldを構成する個々の物語では、それぞれの作品を書いた作者が、作品ごとに違う主人公を明確に設定していた。つまり、同じ舞台設定を使いながらも、一作家一主人公でそれぞれの創造したキャラクターの冒険を描いていたのである。もちろん、ある作家の作品の主人公が他の作家の作品に登場することも当然あるが、基本的にその場合は脇役としてのゲスト出演であり、あくまで主人公はその作品を書いている作家が生み出したキャラクターが担っていたのである。
 この手法は、他の共作や連作と違う明確な効果を二つ、シェアードワールド小説にもたらした。まず、共通の主役たちをいろんな作家が描くのではなく、作家ごとに自分の作った独自のキャラをストーリーの中心に据えるため、個々の物語ごとに各作家の個性がはっきりと出やすくなったこと。そして、別々の主人公が活躍する物語が寄り合わさって一つの大きな物語となるという構成から、スケールの大きな群像劇としての厚みができたことである。Thieve's World以降の狭義のシェアードワールド小説は、多人数による共作という行為が潜在的に持つ「バラバラ感」を、逆に強みに転じてみせたという言い方もできるだろう。
 実はこの手法は、七〇年代後半にアメリカン・コミックスの世界で流行りだしたクロスオーバー・ブームの影響を受けている。元々、スーパーヒーローものが主流のアメコミの世界では、個々のコミックブックの売り上げを上げるため、それぞれのコミックのヒーローが他のコミックにゲスト出演することは一般的におこなわれていた。それが、複数のコミックで一つのストーリーを連続して展開する「クロスオーバー」という形式へと進化を遂げたのだった(要は、一つのストーリーをきちんと読むのに、何冊も別のタイトルのコミックを買う必要があるわけだから、売り上げが上がるのは当たり前)。
 Thieve's Worldのヒットは、同じコンセプトのシェアードワールド小説を乱立させることとなった。たとえば、人気ミリタリーSF作家のデイヴィッド・ドレイクがビル・フォーセットと組んで始めたThe Freet(宇宙艦隊)は、極悪異星人との宇宙戦争に突入した
人類が、様々な異星人種族と同盟を結びながら強大な合同宇宙艦隊を作り上げていくという、スケールの大きい宇宙冒険もの。一方、ジャネット・モリスがC・J・チェリイらと始めたHeroes in Hell(地獄の英雄たち)は、死後の世界を舞台に、歴史上の英雄や偉人たちが総登場して、ライバルを蹴散らし、悪魔を倒して地獄を征服しようとするという、ファンタジー版《リバーワールド》のような作品だ。
 そして、それらシェアードワールド小説の中でも最大最長のシリーズとなったのが、ジョージ・R・R・マーティンが編纂者となった《ワイルドカード》である。アメコミのスーパーヒーローものの特徴をすべて盛り込んだ上でSFとしてリアルに再構築した世界設定は、まさにアメコミ的なクロスオーバーの延長としてのシェアードワールドにぴったりだった。また、このシリーズはシェアードワールドの考え方をさらに押し進め、「モザイク・ノベル」と称して、個別の作家が書いた複数の短篇を作品世界内の経過時間順にバラバラにしてから一本の長篇として再構築するという、独自の手法を取り入れた点でも画期的だった。
 ここまでは主にアメリカにおける動きを追ってきたが、日本においてもシェアードワールド小説の試みはすでにいくつか為されている。
 先駆的なのがグループSNEによる《ソードワールド》や《妖魔夜行》、《妖魔夜翔》といった、同社のRPGを基本としたシリーズだ。キャラ分担制が今ひとつ不明瞭な点さえのぞけば、シェアードワールドの定義に非常に忠実で、ゲーム界を常にリードしている同社らしい手堅い作品作りが好ましい。
 また、近年では『銀河英雄伝説』の田中芳樹が、オリジナル原案を荻野目悠樹に任せた《野望円舞曲》や、未完の自作の続編を一条理希に任せた《自転地球儀世界》、さらには未完の自作を複数作家によるシェアードワールド化しようという《灼熱の竜騎兵》など、ひとりでありとあらゆる形態の共作に挑戦しているのが印象的だ。
 今回、本誌の特集でお目見えを果たす《憑依都市》は、《クトゥルー神話》と《ワイルドカード》をモデルとして引用し、個別短篇はもちろん、モザイク・ノベル的な完全合作あり、マンガ化あり、さらに今後は単独作家による長篇の予定もありと、非常に自由度の高い作りを目指している。まさにこれまでのシェアードワールド的手法の集大成とでもいうべきこのプロジェクトが、いかなる発展を遂げるのか、興味深く見守っていきたい。

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キャプション
(1)
宇宙英雄ローダン・シリーズ
氷惑星の決闘
フォルツ&ダールトン
ハヤカワ文庫
カバーイラスト/依光 隆

《宇宙英雄ローダン》シリーズは、日本でも三百巻六百話(日本では二話を一巻に収録)以上が刊行されており、本国ドイツに次いで紹介が進んでいるが、それでも今の翻訳ペースでは彼我の差は拡大中。

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(2)
スター・ウォーズ 生存者の探索 上・下
ティモシイ・ザーン
ソニー・マガジンズ
カバーイラスト/長野 剛

 現在《スター・ウォーズ》の二次ノベライゼーションは、成長したハン・ソロとレーアの子供たちを中心とした、スカイウォーカー一族第三世代の物語へと発展している。

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(3)
秘神界─現代編─
朝松 健/編
創元推理文庫
カバーイラスト/藤原ヨウコウ

『秘神界』は日本で独自に編纂された《クトゥルー神話》の書き下ろしアンソロジー。過去に起こった事件を集めた「歴史編」と、現代を舞台にした「現代編」の二冊が刊行された。

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(4)
ワイルドカード 大いなる序章 上・下
ジョージ・R・R・マーティン/編
創元推理文庫
カバーイラスト/末弥純

《ワイルドカード》は、第二次世界大戦直後、異星人の作ったウィルスがばらまかれた結果、世界中に超能力者が溢れたという、現実とは少し違う歴史を辿った世界を舞台にした「改変歴史SF」でもある。

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(5)
野望円舞曲1
田中芳樹&荻野目悠樹
徳間デュアル文庫
カバーイラスト/久織ちまき

『野望円舞曲』は、遠い未来を舞台に、大宇宙に広がった人類がいくつもの勢力に分かれて覇権を争うという、田中芳樹の代表作である『銀河英雄伝説』を思わせる設定のスペースオペラだ。

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