「これいつまでに出来る?」と言われた時に考えてる事

こんにちは、サカモトです。ただの落書きなので、肩肘を張らずに読んで下さい。エンジニアの皆さんなら人生に一度は(何回も)「これいつまでに出来る?」と言われた事があるでしょう。私はこの問いかけをされると、少しストレスを感じます。締め切りを今決めろと言われるのは誰だって心地よく感じる事はありません。この言葉「これいつまでに出来る?」を聞いたときに私が今まで何を考えてきたのか話していきます。

ところで私はスプリント開発があまり好きではありません。毎週(隔週)で、チケットに期限が決められて、その度にストーリーポイントを算出し、休まる事なく働き続けるので「終わりはどこ?」と感じる時もあります。そもそも、システムを全て熟知してるわけでもないのに、正確にこの改修いつまでに終わるなんて分からんし、技術的困難な問題やバグを踏むと一日を何もせずに消化したりします。こんな経験を皆さんも体験した事ありますよね?私も若い時は真面目だったのでしょう。「これいつまでに出来る?」という言葉に対して、素直に出来る時間を答えてました。もちろんその時間以内に解決することもありました。しかし、予想外の事態に巻き込まれ、想定していた時間を大幅に遅れた事もあります。更には短い時間内に仕事を終えるというストレスも感じて、突貫工事のような実装をしてしまった事もあります。心の乱れはコードの乱れなのです。

こうした失敗も乗り越えて、次第にゆとりを持って実装する事の重要性を認識し始めました。そもそも日本は昔から社員のメンタルヘルスに対してかなり疎かになっていると思います。私はゆとり世代ですから、そんなハイプレッシャーな状態では継続的にパフォーマンスなど発揮できるわけもありません。そもそも「早く出来ます」答える事にどれだけメリットがあるでしょうか?相手の期待値のコントロールの話になりますが、「3日で出来ます」と言ったものが5日後に出来上がってきた場合と、「6日で出来ます」と言ったものが5日後に出来上がったきた場合を比べてみて下さい。最終的にかかった時間は同じでも前者は約束を守れないヤツというレッテルを貼られます。パフォーマンスは同じでも相手に与える心象は大きく変わるものです。そもそも相手は何日かかるか分からないから聞いているのですから、そこはバッファを取って倍くらいの時間で出来ますと答えてやれば良いのです。若い時は自分を追い詰めるのも良いでしょうが、人生はマラソンです。ずっと100m走みたいな事してると、どこかで無理が来ます。

つらつらとまとまりもなく書きましたが、これを読んだあなたに少しでも思い当たる節があれば、今日からのミーティングで自分がゆとりを持って完了できる時間をクライアントやマネージャーに伝えましょう。以上落書きでした。

よろしければサポート(ワンコイン)お願い致します。今後記事執筆の励みになります。