そんなに大きな利益を追求しない方がいい場合もある

ちょっとイヤな話をしますが、不動産業界に長くいると、ときどき『アパート経営に行き詰まった大家さん』というのを目撃することがあります。

はっきり言って、それはあまり見たくない光景です。

でも、アパート経営も商売ですから、みんながみんなうまくいくなんてことはありません。

不動産投資に失敗して、破産したり、自殺したりする大家さんもなかにはいます。厳しい世界なんです…。

アパートの大家が行き詰まる理由は、いろいろあります。

いろいろありますが、だいたい多いのが、『手を広げすぎた』というパターンです。

大家さんが行き詰まる理由のほとんどがコレなのではないでしょうか。

「お金持ちになりたい!」という気持ちはよくわかります。

誰だってそう考えて、不動産投資をスタートさせます。

しかし、大きすぎる野心はときに命取りになるのです。

人間の欲望には際限がありません。

どこかで歯止めをかけないと、「もっと! もっと!」のアリ地獄におちいってゆく可能性があるのです。

不動産投資はたしかに素晴らしいものです! 

メリットはたくさんあります。

不労所得も得られますし、自由な時間も享受できます。

上手に運用・運営すれば、こんなにいいものはないと僕は思っています。

しかし、その反面、ものすごくおっかいない面もあります。

不動産はその辺のコンビニやドンキホーテで売っていません。

何千万円も、何億円も借金をしなければ手に入れられないものです。

やっぱりそれだけの借金を背負うということは、それだけのリスクがあるということなのです。

そこはきちんと把握しておく必要があります。


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