【試し書き】VRクトゥルフ神話TRPG「山神様は見ている」

こんにちは。VR-TRPGクリエイターの逆凪です。
次のVR-TRPGシナリオどうしようかな~と考えてたら何か思いついたのでサッとプロットだけ書き上げました。
プロットだけ書いて公開したところでこれが作れるVR-TRPGクリエイターが他にいるわけでもなし。これが孤独な狂人の強みですね。

根幹の思想は「ゲーム性をある程度捨てて、GM視点の映像の良さに特化したVR-TRPGを作れば配信映えするし、うちの子思想の人間に刺さるのでは?」になります。ここでネタバレ喰らってもそんなに問題無い気もしたので全体公開記事にしますが、どんなネタバレも喰らいたくない方はブラウザバックでお願いします~

起:適当な理由で山へ

失踪した友人を探しにいくでも良し、心霊スポットとして噂の山に行くでも良し。
//配信卓に絡めるなら探索者がGoPro的な機材で配信しながら山に行っても面白いかも?

承:監視カメラだらけの山小屋

本来迷うはずなど無かったのに、山を下りれなくなってしまう。
//異界に迷いこんでいる
探索者達は何とか山小屋を見つけて入るが、明かりをつけると血痕が!
ベッドの下やロッカーの中(?)など隠れられそうな場所に血痕がついている。
//隠れようとした人が見つかった事を示す環境ストーリーテリング
配信カメラに他の映像が混線する。この部屋には監視カメラがあり、その映像が偶然配信カメラに載ったようだ…
//異界の特殊仕様だとか何かで適当な理由づけ
//n本ある映像のうち1本だけ真っ暗画面+不可解な音とかでも面白いかも
制限時間までに監視カメラを全て取り除かないとヤバい!
//探索者が配信者という設定を引き継ぐ場合は、配信コメントとのやり取りで監視カメラの位置を見つけるのも楽しそう
//監視カメラの映像を元に屋根裏部屋とか新しい部屋を見つけても面白い?
制限時間になると怪異がやってくる。監視カメラを全て取り除き、隠れることができれば見つからない。しばらくすると怪異は去っていく。

転:山林を歩く

怪異は去るついでに新たな死体を置いていった。
死体を調べると車の鍵が見つかる。
車で公道を走ればあの怪異から逃げられるし、人のいる場所に戻れるかも。
そんな期待を抱きながら山林を歩くが、あの怪異が再び現れる。
見つからないように隠れなければ!
//環境ストーリーテリングを活用するなら、怪異の足跡を事前に出しておいて、その足跡から怪異の進行ルート予測をできるようにするかな。
しばらくすると怪異は去っていく。

結:逃走劇

探索者達は放置された車と血痕を見つける。
車と血痕は離れた位置にあり、車は破壊されていない。
だが、エンジンの起動音で怪異に気づかれてしまった!何とかして引きはがせ!
//車の所有者が猟師だった的な設定で猟銃があっても良いかも
//下半身が動かない3点トラッキングやパソコンのプレイヤーでも良い感じに映える画面にできるから良い

総評

100点のカメラワークを出せるシナリオ構成。「13日の金曜日」的なベタな構成になったが、それがまた演じやすくて良いのかもしれない。
実際に作るか作らないかは気分次第で。

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