【読書感想文1】アトム博士の相対性理論

私にとってこの本は進学の方向性を決めた本でした。

この本は、マンガ形式でアインシュタイン博士の特殊相対性理論をわかりやすく説明しています。しかしその中身は公式や説明文を当てはめただけのものではなく、相当難解です。

1章で次元を説明し、2章で常識の世界、ニュートン力学と光の速度を説明します。3章で常識の外、相対性理論の前夜(1900年前後)に判明したニュートン力学の綻びについて説明します。そしてとうとう4章でアインシュタイン博士が証明した相対性理論について説明します。

この本ではニュートンからアインシュタイン博士までが、どのような実験を行い、仮説と原理を検証し、理論を照英したかが詳しく書かれています。その様子がマンガ形式でわかりやすく理解できるようになっています。

私が初めてこの本を読んだのは高校生のときでしたが、初見では全く理解できませんでした。3回読んでようやく全体的に言いたいことがぼんやりとわかり、5回読んでなんとなくわかった気になりました。しかし10回目にはわからないことが増えてしまいました。

私にとって本格的な物理の理論を学んだ機会でした。そして物理、あるいは科学の奥深さを知りました。それまで学校の勉強ではこのような知的な考察をしたことがありませんでした。そこで私は大学で物理を学ぼうと志したきっかけとなりました。


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