ヴィパッサナー瞑想: 智慧を開発し解脱に導くマインドフルネスの実践教本

「ヴィパッサナー瞑想: 智慧を開発し解脱に導くマインドフルネスの実践教本 / マハーシ・サヤドー」読了。テーラワーダ仏教の瞑想指導者による初心者にもわかりやすい瞑想本。感情が起こるメカニズムを理解した上で、心や体の変化をじっくり観察し気づくことで、悟りを得ることを目指す。(13)

以前私がお寺で教えてもらった瞑想は、胡坐をかいて自分の呼吸にひたすら意識を集中する方法だった(阿息観)、対してヴィパッサナー瞑想は、入り口は同じものの、さらに歩いている時やお風呂に入る時、食事時など、日常生活において常に自分の動作に集中するというなかなかレベルの高いものである。

生半可な気持ちでは瞑想は出来ないとはいえ、精神科医の名越氏は1日数分でも瞑想すること自体が大事だと言っているし(毎日続けることが前提)、対してヴィパッサナー瞑想は数か月の合宿もあるぐらいだ。瞑想といっても色んな種類がある。自分にあったものを探すことが入り口として大事だと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?