Robert Glasper Trioを見た 19.01.13

ライブに行く途中薬局に寄る。ヒートテックで痒くなる太ももの対策に、保湿のためのクリームを買う。この冬はヒートテックをやめて別製品に切り替えるつもりだったが全然出来ていない。

今日のライブはビルボードライブ東京、ということで六本木・東京ミッドタウン。オシャレな人のために作られたオシャレなデザインの施設。行く度に場違い感がありつつ、でも本当はこういうオシャレな場所とかスタイリッシュなデザインとか結構好きだったりする。意識高めというか。まぁこういう場所で買い物したり食事したり出来るほど経済力は無い。

ビルボードライブは商業施設にあるため、その中を通って行く必要がある。その道中の景色や雰囲気がどこを見回してもオシャレでスタイリッシュだし、デザイン的に統一されていて非日常的である。ブルーノート東京の場合は南青山というオシャレな街ではあるが、街中なので一軒一軒のお店や建物のデザイン的な統一感がなく、クルマも通っているし、風景として日常とあまり変化がない。ただブルーノートの中に入るとオシャレで高級感があって雰囲気がすごい。そういう違いを誰に頼まれるでもなく考えたりする。


ロバート・グラスパー・トリオを見る。トリオ公演を見るのは2年ぶりくらい。さすがにトリオだとグラスパーもかなり弾く。しょっぱなの「Sign O' The Times」から、グラスパーと思えないくらい弾いててテンション高め(でも勿論クールである)。いつも聴いてて、いいなぁ、と浸るグラスパーのピアノが目の前で鳴ってるということに今更感慨を覚える。グルーヴもピアノの音使いも、ここまで気持ちいいピアノトリオは他にない。ダミオン・リードのドラムは思ってたより爆音叩きまくり系。ヴィセンテ・アーチャーのベースソロがDJジャヒ・サンダンスとのセッションだったのはアイデアだなぁと思うしカッコよかった。グラスパーは「In Case You Forgot」のソロで遊ぶ。「Calls」のイントロを弾いたのすごいグッときたし、お決まり?で弾く「Time After Time」がなんかやけに沁みた。少し前にシンディ・ローパーとデュオでやってたのもそう思わせる一因だろうか。単純に俺がグラスパーのピアノ好きだってだけか。

アンコール終わり、グラスパーに手を振ったら、楽屋への戻り際にこちらに目配せしてくれた。それはもしかしたら俺以外の誰かへ向けたものかもしれないし、単純に俺の自意識過剰かもしれない。でも勘違いだとしても、そう思っていた方が幸せだなと思う。


昨日は友人と食事するために休みを取った。日月休みのシフトなので、珍しくカレンダー通りの3連休。友人と話したことも相当プラスに働いたのか、思った以上に心に平穏がもたらされている。休日は気楽だ。おれは仕事の合間に休むのではなく、休みの合間にちょっと仕事する、くらいがいい。

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