経営戦略としてのコーポレートブランディング / 備忘録

ちょうどコーポレートブランディングに力を入れている時に、代表から上村さんの本をもらい、そんなタイミングでこちらのイベントを紹介いただき参加させていただきました。感謝。一部をここに残します。

コーポレートブランディングって何するの?

サイバーエージェント社が数十人の時代から広報をしていた村上さんにおけるコーポレートブランディングとは、

事業と経営のバリューアップを行い、ファンをつくり事業と経営をやりやすくする環境づくりをすること

だそうです。具体的には、上記写真にあるように「社員のエンゲージメント向上」「採用」「認知拡大」「見込み客の獲得」「ユーザー獲得」「企業文化の醸成」「信頼構築」と、かなりやることがありますね。では実際に何を施策として行っていたのでしょうか。紹介されていたのは一部だと思いますが、こちらでまとめました。

サイバーエージェント社の取り組み

写真:https://ameblo.jp/cair/entry-12092156838.html より

① 社内報「ヒストリエ」を作成
「ヒストリエ」とは、サイバーエージェント社の事業やプロジェクト、子会社や幹部社員に焦点を当て、事業やプロジェクトの発足時エピソード、成功や失敗までも歴史として紐解き、まとめた社内報だそうです。
社員総会を10数年間いかに運用してきたか、という情報も含め掲載しており、失敗は繰り返さず、成功は生かしていく、企業文化を大切にするからこそ形に残し継承しているそうです。

② 外部にも情報をおおやけに
サイバーエージェント社は、「若手を抜擢する文化がある」という印象がある中で、実際にどのような人が抜擢されているのかをコーポレートサイトに掲載しています。累積で40名いる新卒社長が、入社何年目で抜擢されたかといったデータやインタビューをおおやけにして、社内文化を理解してもらおうとしています。
https://www.cyberagent.co.jp/presidents/

③ ミッション・ステートメントを決める
一人ひとりが語れるミッション・ステートメントをつくろうと考えた上村さんは、「自分達の会社はどのような会社なんだろうか」「会社としてどのようになっていきたいのだろうか」という問いを、トップ社員7~8名程と共に話し合いを重ね考え続けたそうです。会社の特徴となるキーワードを、付箋で書き出し、キャッチコピーを自分たちでまとめ、こうして決まったビジョンを社員に浸透させる手段として、社員が毎日行くところ・・・「トイレ」の洗面台背後に反転文字で貼り、浸透に努めたのだとか。

社員からの共感なくして社会からの共感なし

「社員をメディアとして置き換えてみると、心地よい情報提供として、何を発信するべきかが見えてきます。そして、そのためには社員のことを知ることが何よりも大切になります。」とPR Table社の菅原さんは言います。社員から共感がもたれていないものが、外部関係者、社会に共感はもたれない、社員の共感を一番重視するべきという考え方は様々な見解がありそうですね。中でも共感したのは、「メディアに取り上げられなくても、社員を大切にしていれば社員はいきいきと働くことができる。一番大切なのは、従業員のエンゲージメントを上げること。」ということ。このことはいつ何時も忘れてはいけませんね。

IR活動とは

渡邊将志オフィス社の渡邊さんによると、IR活動とは、「① 成長戦略」を「② 数値ベース」の資料で「③ 説明する」ことを指すようです。その上で、現状分析として会社の強みを決算や事業内容から把握し、市場機会を市場予測と市場規模から導き、戦略として注力市場や販売戦略を決め、最後に将来ビジョンとして将来実現したい姿を定性面と定量面で明確にまとめてあげることが必要と言います。まとめてみるとIRと広報は切っても切り離せない関係にあることが分かりますね。

さいごに
社員を大切に、そして理解をし、会社の信頼性や知名度をIRや広報活動、エンゲージメント向上を通じて実現する。広報は本当にやりがいのある仕事ですね。サイバーエージェント社の村上さんのように、社員を大切にしながら経営や事業、企業価値の最大化を念頭に会社のファン、応援者を増やすことを最優先にすることを念頭に着実に進んでいきたいと思った次第です。

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