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天道は果たして是か非か

こんばんは。noteの存在をすっかり忘れていた今日この頃。久しぶりの湯船に浸かりながら、最近身の回りに起こっている事象を振り返って見た次第です。

世間には、冷酷で全く誠意が感じられなく、行動も不真面目な人が、かえって社会から信用され、成功することがある。これとは反対に、クソ真面目で誠意にあつく、良心的で思いやりに溢れた人が、落ちこぼれることも珍しくない。

私の通訳さんから様々な人の機微を聞く機会があり、道義にかなっているように見せかけて、人を騙す人が如何に多いかを知った。

実社会においても、人の心の善悪よりは、その振舞いの善悪に重点がおかれる。しかも、心の善悪より振舞いの善悪の方が、傍から判別しやすいため、どうしても振舞いにすぐれ、よく見える方が信用されやすいのである。

これに騙される人が多いのだ

私は、過去お世話になったクラブで自分との約束に照らし合わせて、その人の心を見ることに努めている。同じコーチ仲間、選手、保護者はもちろんのこと、社長も含めたクラブスタッフの本心は何かを知ろうと努めてきた。社長であろうが、誰であろうが、心が曲がっていると知ったなら、不正義は許さない。

そして、過去のクラブでは、社長や強化部長を辞任に追い込んだことがある。もちろん、上司に反論することでデメリットもあり、労基法に違反するほどの契約金額の減額など辛い経験もしてきたが、事実は1つなのである。

結局、間違ったことから遠ざからずに、目の前の出来事に対して、心の中での検討を加えて、本心を伝えていくことで、多くの人を動かし、最終的に正義を知ってもらうことができた。選手のためにとか、〇〇のためにとか表面的に振る舞っていても、本心がそうでない場合は、どこかでバレる。

人の心を分析するには、「知、情、意(知恵、情愛、意思)」の3つのバランスが大切

22年に1万円札の顔になる渋沢栄一氏の「人を見る際のポイント」だ。一般的な人情に通じて、世間の考え方を理解し、物事をうまく処理できる能力が、常識に外ならないと彼は言っている。

知恵と情愛と意思の3つがあってこそ、人間社会で活動ができ、現実に成果を上げていけるものである。

身の回りで起こる事象を参考に社会で役立つ人物になろうと改めて感じたお風呂の時間でした!!

俺は騙されないぞ!!



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