『カパルの旦那さん⁉ ふっかちゃん。』満を持して登場。埼玉県深谷市。
『カパルは、ふっかちゃんのお嫁さんなんです。』
今回取材にご協力頂いた深谷市役所協働推進課飯島さん。
えーーーーーーーーーー⁉
カパルとふっかちゃんが、夫婦だということは、知っていたが、
カパルが夫で、ふっかちゃんが、お嫁さんだと思っていた。
『そう思われている方も、確かにいらっしゃいます。』と飯島さん。
『カパルは、性別が無いようです。』
そうか、カパルは、確か、妖怪だった気がする。。。
そんな最先端カップル、ふっかちゃんとカパル。
今回は、埼玉県深谷市ふっかちゃんの登場。
深谷市は、1市3町の合併に伴う深谷市誕生5周年を前に、市民の郷土愛醸成を図るために、市のイメージキャラクターと市の花の導入を決定した。
市の花は、チューリップ。
全国からデザインを公募(応募総数1406点)し、選考委員会の開催や、小中学生の人気投票を経て、平成22年(2010年)6月28日に「ふっかちゃん」が誕生した。
ゆるキャラグランプリには、2011年から参加。
最初の年は、6位、2012年が5位、2013年が4位、2014年が2位、2015年が3位と、5年にわたり「ゆるキャラ(R)グランプリ」にエントリーした。
1位になることはなかったが、2015年、子どもたちを守る活動を頑張るキャラに贈られる「ゆるキャラ(R)forチルドレン」の初代グランプリに輝いた。
グランプリを通して、市民を中心に多くの方の応援をいただき、市外の人からも、ふっかちゃんが認識されるようになった。
その後は、後進に道を譲る形で、グランプリのエントリーからは退いた。
ふっかちゃんが、グランプリに復帰してみては⁉という声は、確かにあるそうだ。
今年のグランプリは、特に読めないというのが、大方の予想。
キャラ歴20年のM氏(自分は博士と呼んでいる)によると、一度引退したキャラクターが、復帰して来るかも知れないと予想してくれた。
カパルが引退したので、カパラーの皆さんが、どのキャラクターを応援するのか❔
ふっかちゃんのファンの皆さん「ふっかーさん」とカパルの応援団「カパラーさん」が連携すると、非常に面白い展開になるかも、知れない。
ただし、キャラクターの順位付けに疑問を持っている方がいることも、併記しておく。
飯島さんによると、ふっかちゃんに関して、現在のところ、出場の予定は無いということだ。
ふっかちゃんのメルマガ登録者は、4千人を超えている。
ふっかちゃんには、ファンクラブがあり、メルマガ登録者に対して先行して情報を提供している。
会費は、無料。
Twitterのフォロワー数は、約8万人。
今までアテンドさんにあまりスポットを当ててこなかったので、今回はアテンドさんについても聞いてみた。
カパルには、花子さん。しんじょう君には、守時さんという有名アテンドさんが付いている。
ふっかちゃんのアテンドさんは、「サニーちゃん。」
ふっかちゃんとサニーちゃんとの絆について、飯島さんは、こう話す。
『ふっかちゃんは、TwitterなどのSNSでつぶやくことが趣味ですが、おしゃべりが不得意なため、公式のアテンドが存在しています。
現在の公式アテンドは「サニーちゃん」で、深谷市の魅力などをふっかちゃんに代わって、わかりやすく説明してくれています。
サニーちゃんは、「ふっか星(せい)」からやってきており、ふっかちゃんとは切っても切れない存在です。
たま~に、深谷市職員である「TEAMふっか」の仲間にアテンドをお願いすることもあるが、基本的にはいつも一緒。
ふっかちゃんとアテンドの絆は、とてつもなく深いです!』
そっか、ふっか星からやって来たのか。。。
ゆうこりんのこりん星以来、久々に聞いたこの衝撃。
とにかく深い絆は、大事だ。
『キャラクターは、アテンドさんと、一心同体なんだなぁ。』
🔷他のキャラクターとの絆
仲良しの「ゆる党」や「ゆるっふぃ~ず」のメンバーたち、埼玉県の「ゆる
玉応援団」の仲間など、キャラやアイドルさん、そして、地域との繋がりを
大切に活動している。
新たな出会いを含め、これからも、様々なイベントを通じて色々なキャラクターたちとの交流を深めていきたいそうだ。
🔶ふっかちゃんと、深谷市とのふか~い繋がり
平成18年(2006年)の新市誕生から13周年になるが、ふっかちゃん
は新たな深谷市のシンボル的な存在として活躍している。
ふっかちゃんのおかげで、市民の一体感が生まれ、シビックプライドの醸成にも繋がっている。
また、「ゆるキャラ(R)グランプリ」や、市内外で積極的な活動を行ってきたことで、「ふっかちゃんの街=深谷市」として、多くの人に知られるようになった。
🔷深谷市の名産、そしてふるさと納税について。
「深谷ねぎ」を代表とする野菜の王国であるとともに、ユリ(切り花)の生
産も全国第1位であるなど、花の王国としても有名だ。
深谷市の農畜農物の強みを生かしたお礼品が揃う「ふるさと納税」は、昨年度、埼玉県内で第1位の実績(2億5955万円)を誇る。
その他、地元事業者と連携した商品開発によるお礼品(ふっかちゃんグッズなど)もあり、深谷市の魅力の高まりや地域経済の活性化において、深谷市出身、近代日本経済の父「渋沢栄一」の故郷を象徴する取り組みも行っている。
ふっかちゃんに頭の上にも、2本深谷ねぎが乗っている。
ふっかちゃんは、SNS発信が趣味なので、あれはアンテナの役割をしているのですか⁉
と飯島さんに聞いて見た。
『なるほど。そういう風にも、見えますね。しかし、違います(笑)。』
🔶ふっかちゃんの市民との交流
「おはよう学校訪問」として、毎年、深谷市長とともに、市内小中学校の校
門に立ち、登校する子どもたちにあいさつ運動をしている。
また、各地区の体育祭にも登場し、子どもから大人まで幅広い世代に、愛されキャラとして可愛がられている。
今年のふっかちゃんへの年賀状も、市内・県内のファンを中心に、数多く届いた。(1月17日現在で総数3058枚)
その内、海外からが6枚。
イギリスから2枚。タイ、アイルランド、アメリカ、台湾からそれぞれ1枚づつ届いた。
ふっかちゃんは、平成29年10月に、台湾を訪問している。
🔷ふっかちゃんグッズ
ふっかちゃんのデザインを使用した昨年度の売上額は、約43億円。
野菜の包装を中心に、多くの人が利用した。
特段、デザイン使用料を求めないなど、門戸を広く開けていることが普及に繋がっている。
また、使用料負担がない代わりに、全国初となるキャラの名が入った基金「ふっかちゃん子ども福祉基金」への募金をお願いしている。
ふっかちゃんのぬいぐるみやキーホルダーなどのグッズは、平成29年にオープンした「ふっかちゃんミュージアム(道の駅はなぞの)」で多くの品を取り揃えている。
特別な事情がない限り、午前10時30分と午後2時00分にふっかちゃんが毎日登場し、触れ合うことができるので、ぜひ遊びに来て下さい♬と、ふっかちゃんからのメッセージ。
🔶ふっかちゃんの今後の予定
キャラファンのみなさんには、ふっかちゃんをよく知られているが、それ
以外のみなさんには、ふっかちゃんも深谷市も、まだまだ知られていない
状態。
これまで以上に、地元愛を大切にしていくとともに、ふっかちゃんは目立ちたがり屋なので、新たな分野にも進出していきたいということだ。
メルマガや公式ウェブサイトで、今後の予定は、確認出来る。
🔷最後にカパルとの深い、ふか~い絆。
嫁のカパル。カパルである嫁は、特別な存在。
カパルが「ゆるキャラ(R)グランプリ」で、埼玉県勢初のグランプリに輝いたことは、素直に嬉しい。
年末にグランプリ受賞のお礼に来てくれた時も、ねぎ束などを贈り、“ね
ぎ”らい(労い)をさせて貰った。
ただ、グランプリを獲得したこと以上に、イベントなどでカパルと触れ合う時間のほうが、至福を迎えられる。
今後も、夫婦として仲睦まじく、そして末永く寄り添っていきたい。
これからも、よろしくおねぎしまぁ~す♪Y(o0ω0o)Y
と飯島さんが、ふっかちゃんからのメッセージを伝えてくれた。
ふっかちゃんとカパル。
この最先端カップルから、目が離せない。
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