『きょうを、素晴らしく』倉木麻衣氏出演京都市政PR動画
筆者も一度住んでみたい街京都市。
そして市区町村魅力度ランキングNo.1の京都。
この街で素晴らしい取り組みが行われている。
『京都市政PR動画』
出演の倉木麻衣氏は千葉県船橋市出身。
父は映画監督。祖父は詩人。
叔母は女優の滝沢れい子氏。
聖徳大学付属高校(現聖徳大学付属女子高)から
京都市の立命館宇治高校に編入し卒業。
高校を編入した理由として聖徳大学付属高校は芸能活動が一切禁止されていたため芸能人、著名人が多く通う立命館宇治高校への編入を行った。
2001年に立命館大学産業社会学部に入学。2005年に卒業。
既にプロの歌手として成功していたにも関わらず大学へ進学した理由は、楽曲制作をしていく上でサークル活動や他の学生との交流がプラスになると考え、母親と相談した結果、歌手活動と学業の両立をするという強い信念を持ち進学の道を選んだ。
倉木氏にとって京都は思い入れのある『第二の故郷』なのだ。
京都市でライブをはじめ数々のイベントを行っている。
2017年からは『京都観光おもてなし大使』に就任。
京都の魅力を国内外に発信している。
その倉木氏が出演している京都市PR動画が今インターネット上で話題になっている。
この動画について京都市の担当者に詳細に取材した。
この動画の柱は合わせて6つ。
ART、LIVE、GROWTH、ECOLOGY、SAFETY、
WATER。
今年京都市がアピールしたいポイントがこの6つに
散りばめられている。
この取り組みは今年で3年目。
毎年アピールポイントを変えている。
一つひとつ紹介していこう。
①ART
200を超える博物館、美術館があり来年には日本初の
国際博物館会議京都大会が開催される。
『歴史の街京都にマッチしたイメージ通り』のアピールポイントだ。
②LIVE
京都市は全国No.1の魅力度ランキングの街。
筆者は横浜、東京の移住経験が長いが京都は一度住んでみたい街。
京都には何度も足を運んでいるし毎年西京極陸上競技場で開催される全国高校駅伝への取材にも訪れている。
京都の街の雰囲気が大好きだ。
③GROWTH
全国的に保育士の給与水準が低いことが社会問題化しているが京都市の保育士の給与水準が全国平均の約1.4倍。
そして全国トップクラスの子育て環境を実現している。
担当者によるとこの給与水準の高さが魅力と感じ、保育士が他都市から京都市に引っ越して来ることもあるそうだ。
④ECOLOGY
京都市はゴミの分別収集などで、平成12年のピーク時には82トンのゴミを半分の41トンにまで減らした。
京都市は紙の分別収集を行っている。
家庭ゴミと一緒に紙を出すことは出来ない。
紙を分別してそれをリサイクルに使っている。
そして家庭ゴミの有料の収集袋が黄色なのだ。
担当者によると黄色はカラスには見えない色とのこと。
家庭ゴミのカラス対策として黄色の収集袋を使っている。
ゴミをこれ以上減らすことは難しいと考えた京都市は
次に食品ロスを減らすことに力を入れている。
食べ残しを減らすために市内のレストランや外食チェーンなどにも協力を呼び掛けている。
⑤SAFETY
現在全国的に119への通報の多さが問題になっている。
119へのいたずら電話も後を断たない。
京都市の平成29年の119への電話件数が8万6528件。
119への通報件数は多いが救急車が現場に到着する時間が約6分30秒と全国平均より早い。
指令センターと消防署が上手く連携を取り救急隊が訓練を重ねた成果と担当者。
⑥WATER
京都市は150年前に琵琶湖疏水が完成した。
琵琶湖が京都のみずがめ。
琵琶湖から京都へ水を運ぶためにトンネルで出来た疏水を完成させたのだ。
疎水は京都が初。
それから全国に広がっていった。
トンネルは小さな舟が通れる程の広さだが京都市は毎年二回春と秋にそのトンネルを舟に乗って渡るイベントを行っている。
トンネルから出て外の景色を見れる部分もあって2週間程度の期間限定イベントは毎年大人気。
そして琵琶湖疎水の水を使って特殊技術により10年間災害用備蓄飲料水として保存出来るシステムを確立した。
これが動画の内容だ。
そしてこの動画にはエキストラ120名以上が出演している。
エキストラを募集したところ近県をはじめ全国各地から応募があった。
応募者のほぼ全員がこの動画の撮影に参加出来た。
エキストラの方はボランティアで交通費は無し。
筆者も踊る大捜査線シリーズの映画のエキストラに参加したことがある。
エキストラは拘束時間が長く結構大変だ。
カメラの目の前で写ったと思っても実際に流れるのはほんの一瞬。
もちろんその部分が本編でカットされることも充分あり得る。
撮影に参加したという思い出作りには最適。
京都市を一緒に盛り上げようと参加したエキストラの
方も多かったはずだ。
撮影監督は川内氏。
そしてこの動画の担当広告代理店はアサツー。
1、2年目はJR西日本コミュニケーションズ。
プロポーザル方式で毎年一番ベストな提案をした広告代理店が選ばれている。
以上この動画について担当者の全面協力によりこの記事が完成出来た。
担当者の方に改めて感謝申し上げたい。
そしてこの企画が素晴らしくて、それに感動し、より一層筆者が住みたくなった街京都市。
なおこの動画は地元KBS京都のCM。
そしてYouTubeなどで見ることが出来る。
是非この動画をご覧になって頂きたい。
『京都市の素晴らしさに触れてみませんか?』
『きょうを、すばらしくそして明日も。』
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